某オークション
…実体はほとんど個人売買に近いレベルのものなんですが、詳細はナイショということで。1本飲みましたが、状態はOKでした。
Ch.ランシュバージュ
ポイヤック村産のメドック5級格付け。その実力は2級クラスに匹敵すると言われており、特に80年代のものの評価は高い。「5級のラトゥール」だとか「プアマンズ・ムートン」なんていうありがたくないニックネームも頂戴しているようだが、今やその価格はプアマンズどころかスーパーセカンド並み。
所有者のジャン・ミッシェル・カーズはCh.ピション・バロンのワイン作りも任せられている実力者でもある。
Ch.マグドレーヌ94
ボルドーの右岸、サンテミリオン地区のプリミエ・グランクリュクラッセB格付け。面
積11ha。あのペトリュスを産するムエックス社が所有。 ちなみに94年のボルドーは一般
には並の作柄と言われているが、メドックよりも右岸のサンテミリオン、ポムロール地区の方が出来がよいと言われる。
フォンタナフレッダ
バローロの伝統的な産出業者として有名。そのワインはかって王家のものだったブドウ園で産するとか。
Ch.シトラン
オーメドック地区のクリュ・ブルジョワ。 日本の企業が所有していたが、残念ながら96年に手放したようだ。おしゃれなラベルに似合わず、ワインはタンニンが多くしっかりしたもので、価格も手ごろで個人的には結構お奨めだと思う。
ニコラ・ボテル
1997年が本格的リリースとなる、ブルゴーニュの新しいネゴシアンで、
ニュイ サン ジョルジュ村に本拠を置く。 このメゾンの当主はヴォルネー村の銘醸ドメーヌ
プス ドール の前当主、故ジェラールポテル氏の息子とのこと。
まだ無名だが。R・パーカーが高く評価してるらしいので、そのうち値上がりするかも。
Ch.スミス・オー・ラフィット
グラーブ地区の特級格付け。55haの畑のうち11haは白ワイン用。1991年に所有者が変わってからめざましい勢いで躍進しているとのこと。ちなみに赤ワインについてはミシェル・ロランがコンサルタントをつとめている。白ワインの評価も高い。
Ch.カノン
伝統的な製法を守るサンテミリオン地区のプリミエ・グランクリュクラッセB格付け。
96年にシャネルが買収し、今後が期待されている。 79ビンテージは評価が高いわりに価格がリーズナブルでお買い得だと思う。
ロバートモンダヴィ
革新的な最新技術の導入やムートンロトシルトとのジョイントベンチャーによるオーパスワンなど、常にアメリカのワイン業界をリードする存在。品揃えは安価なウッドブリッジシリーズからこのリザーブまであらゆるニーズに応える。個人的にもこのリザーブは贔屓のワイン。
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