【ヨーロッパ写真帖】

Arcos de la Frontera

スペイン

 アルコス・デ・ラ・フロンテーラはグアダレーテの流れに囲まれた険しい台地の上にあり、西の街道
からは白壁の建物の続く長いなだらかなメイン・ストリートを延々と登って行くだけであるが、行き
つく先のカビルド広場は高い断崖になっていて、広場の端のテラスからの見晴らしは言葉を失うほど
の絶景。

アルコス・デ・ラ・フロンテーラの遠望

 少し町から離れるとアルコスの地形が一目瞭然。左手から白い町筋が右手の台地の頂上に向けて連なっている様子、台地の果ては断崖になっている様子などがわかる。

     

     町の入口の広場           台地に登って行くメインストリート

      

     山肌を掘った建物のファサード         白い路地裏

    

         アルコス・デ・ラ・フロンテーラで見た二つのパティオ

 メインストリートを登って行く途中、ちょっと横道に逸れると、白い壁に包まれたような路地裏が
あり、上の2枚の写真のようなパティオ(中庭)を発見した。思わぬ迷い込みの楽しみがある。

 頂上には市庁舎、サンタ・マリア教会、パラドールなどに三方を囲まれた長方形のカビルド広場があ
り、建物のない一画は断崖に面したテラスとなっていた。そこから眺める景色は本当に言葉さえ失っ
てしまうほどの絶景。

      

      サンタ・マリア教会         教会の壁面の装飾

     

   教会の入口                 市庁舎の建物

     

    市庁舎の塔           カビルド広場の展望所からの眺め

 このカビルド広場。かなり広々としてはいるのだが、なんと面積の大部分が駐車場になっていてク
ルマに埋め尽くされていた。教会や市庁舎にカメラを向けると、まるでガラクタのようにクルマが折
角の中世の雰囲気をぶち壊してしまうのだ。このような山上の町では、しかも成立の古い町では仕方
のないことてではあろうが。

 

 広場の警備にあたっている婦人警官はヤケに愛想がよかった。

   

広場の端のテラスから見ると、下は物凄い崖

 テラスからの眺めは、切り立った崖の下に果樹、穀物等を栽培している畑地が視界の限りに広がり、
うねうねと街道が通っていた。

 坂を下って行くと、上りのときには見えなかった景観が現れ、思わぬ発見と感動があった。幻想の
世界のような白い世界に入って行くような路地。(下の写真)

白壁の路地

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