トピックス
- カバープレート法を用いた免疫染色法
SHANDON製のシーケンザカセットラックとカバープレートを用いると、抗体量も少なくて免疫染色が非常に簡単に
実施できます。
- あのデジタルカメラの発表で有名な阿倉 薫さん@NTT
西日本大阪病院臨床検査科に、ご協力いただきデジタルカメラレポートを掲載致しました。
私も、さっそくNikon COOLPIX910(130万画素)を使用して、フルオートモードで撮影しました(写真下)。
この方法は、コリメート式撮影法と呼ばれ手軽に顕微鏡標本が写真撮影できます。
またビデオインターフェース機能を使ってビデオやテレビに画像を出力できるので小勉強会等で
も手軽に利用できます。

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抗酸菌染色 BASICモード
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小葉癌(乳腺) BASICモード
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- Kanaria Web が月刊 medical
technology誌2000年4月号の
遊2インターネットコラムに紹介されました。
- 広島県臨床衛生検査技師会のホームページに、一般の方に向けた病理検査の紹介が掲載されました。これには、元
臨床検査技師の小川ちさとさんが作成された、わかりやすい臨床検査の紹介ページがリンクしてあります。
- 新潟脳外科病院病理部の平田誠市さんがサクラ病理検査賞を受賞
昨年の第48回日本臨床衛生検査学会(大阪学会)の病理一般演題で発表された
「脳におけるパラ
フィン標本作製時のしわ防止法の検討」
が平成11年度のサクラ病理検査賞を受賞されました。
心よりお祝いを申し上げます。また、平田誠市さんのご厚意により
HPに抄録文を掲載させていただきました。
- 染色精度管理や細胞診の報告に三菱カラービデオコピープロセッサを利用
この度、3-CCDカラービ
デオカメラ(Victor KY-F55B 38万画素)より取り込んだ画像を三菱カ
ラービデオコピープロセッサを用いて出力し、写真プリントとして残せるようになりました。印画品質はプリント画素数 最大1024x500ピクセル、256階調(8ビット
約1670万色)です。記録として残すには簡単で手軽なサイズです。細胞診の報告書に添付したり、染色の精度管理あるいは症例のファイリングとして手軽に
記録していきたいと考えています。
- PARA-CLEANER
ファルマ社から販売されているパラクリーナー(パラフィン除去・付着防止剤)を使用
すると包埋装置やミクロトーム周辺におけるパラフィンの除去に大変役立ちます。包埋装置などは新品同様にピカピカになります。
- EPICWIN3000を画像コピーに利用
広島大学病理部では、最近、ミノルタ社のEPICWIN3000
を画像コピーに使用しています。EPICWIN3000は図書館などで、厚い書籍や雑誌等を上面からスキャンコピーするブック原稿ファイリングシステムで
す。厚さ10cm程度の臓器まで、鮮明にコピーされます。
コピー用紙に写真コピーされる為に、画質はとてもきれいです。その上から、切り出し部位の記載が可能なため、説得性のある切り出し図が簡単に作成できま
す。
以下に実際の、胃のマクロ写真と臓器コピー図を示します。

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胃のマクロ写真
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臓器コピー図
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- マイクロウエーブ迅速試料処理装置MI-77型を新しく導入
MI-77型(東屋医科器械)を用いての迅速免疫染色が可能となりまし
た。特に、下記の専用スライドガラスを用いる
ことにより、免疫染色が簡便に染色できます。最近、悪性リンパ腫についてDAKO EPOSを用いて検討を始めました。
- ダコ社自動免疫染色装置 TechMate Horizon の検討
自動免疫染色装置 テックメイトは、以前検討したFisher社のMicro Probe Staining
Stationと同様に専用のスライドガラスを使用する事により2枚のスライド間にできた155μの毛細間隙に試薬を
浸透させるキャピラリーギャプ方式である。装置は非常にコンパクトに設計されており、最大40スライドの処理が可能である。一枚あたりの抗体量は
175μlであり、染色装置に関連した試薬等も用意されており、染色性も良好で非常に使いやすい装置です。
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