| 1.IRE |
| 2.I Want You, So |
| 3.Heavy Resin |
| 4.Dream Come True |
| 5.I've Been Played The Fool Again |
| 6.Blues For Ronnie |
| 7.Say You Will |
| 8.Lonely Nights |
| 9.Corbitt Van Brauer |
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確かに1980年代前半〜中盤の軽めのL.A.フュージョンで、Lee Ritenour & Gentle ThoughtsやTom Scott等といった音楽を源流とする音楽のようです。実際、この当時はLee Ritenourもボーカルをフィーチュアしたポップ路線でしたし、当時の私の感は大体当たっていたようです。しかし、Garfieldの作編曲能力やリズム・セクションの躍動感、そしてLukatherをソロイストに起用する等、ソロイストの起用のセンスも実に的を射ており、キーボーディストとしてよりもプロデューサーとしてのGarfieldの手腕が前面に出たアルバムのように思います。特に私の大好きなオルガン奏者Neil LarsenのハモンドB-3が実にいい感じで鳴っていたり、Lukatherのギター・ソロがフィーチュアされていたりと、私の好きなミュージシャンが起用されていて、楽しく聴けるアルバムだという事を、今更ながらに再認識した次第です(笑)。
1.元気のいい縦の利のレゲエ・リズムを取り入れたポップなメロディーを持ったインスト・ナンバーです。アレンジの手法としてはJazz系のFusionとは一味違ったRock寄りのアプローチも感じられて、面白いです。ここではNeil LarsenのハモンドB-3のソロもバjキングにソロにと大活躍していますし、お目当てだったSteve Lukatherのハードなロック・テイストのソロもフィーチュアされていて、十分に楽しめるナンバーです。そういえばNeil Larsenも一時BozScaggsのサポートをやっていましたから、その辺の人脈もあったのかもしれませんね。
2.Jemaes Felixのボーカルをフィーチュアしたメロウでドリーミーなバラード・ナンバーです。とてもポップなセンスに溢れたナンバーなのですが、どこかで聴いたことのあるようなサウンドに思えて仕方がないんですよ(笑)。きっと、その辺でちょいと損してたんじゃないでしょうかね。アコギやフルート、パーカッションのアコースティックな響きともに火か絵馬ながら聞こえてくるLarsenのハモンド・サウンド。もうメチャメチャ幸せ感じちゃいます。
3.これはまるでNeil Larsenの「Jungle Fever」や「High Gear」に収められていても不思議の内くらいにNeil Larsenにピッタリのナンバーです。ここではシンセとテナー、そしてTim Pierceのギター・ソロがフィーチュアされていますが、Larsenはバッキングに徹しています。Garfieldのシンセ・ソロは彼のテクニシャンぶりを十分に示していますし、Pirceのソロもなかなかパワフルです。テーマのシンセとギターのユニゾン部分なんて、まるでNeil LarsenとBuzz Feitenの名コンビそっくりですよね。でもリズムの動き方はなかなか複雑でとても凝った造りのナンバーですね。
4.非常にセンシティブな雰囲気を持ったインストによるバラード・ナンバーです。面倒くさいことを考えずに柔らかい曲の雰囲気に包まれて聴いてしまいます。途中からはちょっと月並みな展開になってしまいますが、なかなか心地よいメロディー・らいんいです。特にソロらしいソロはフィーチュアせずに、メロディーとサウンドをじっくり聴かせるというのもなかなかオツですね。
5.再びボーカルをフィーチュアさいた、当時流行のAORサウンド仕立てで、アレンジはちょっとエアプレイやTOTOっぽさもありますね。まあ、その一員はギターの音色/ソロがあの時代の顔でも合ったLukather自身野母の駄からなのでしょうね。ポリフォニックのシンセとハモンドによるサウンドのつくりもどこかTOTOっぽいですしね(笑)。曲も悪くないのですが、やはり何処かで聴いたような曲/アレンジだなあ、という印象が強いですが、私は個人的には好きですね。Lukatherは例の如く巧みな構成力でしっかりと盛り上がるソロを聴かせてくれますし、これもなかなかカッコいいですね。
6.気持ち良いシャッフルのリズムにJazz風のテーマが乗っかってのごきげんなインスト・ナンバーです。と思ったらやはりここには名手Jeff Porcaro(Ds)が参加しているではないですか。そして同じくTOTOのメンバーDavid Paich(Key)やSteve Lukather(G)までも参加しているではありませんか。ソロイストは先発がTom Scott(Ts)お次がNeil Larsen(Org)Steve Lukather(G)で、それぞれとてもいいソロを聴かせてくれていますが、ソロの組み立て方、カッコ良さでは断然Lukatherが飛び抜けています。まだ当時25才位のハズなんですけど、やはり天才っていうんでしょうね。後ろで鳴っているラグタイムっぽいピアノがDavid Paichだと思います。
7.ポップで親しみ安いメロディーを持ったボーカル・ナンバーです。ここでも軽快に身体が上下に湯るるレゲエを取り入れたアレンジを効果的に取り入れています。フィーチュアされるTavaglihoneのアルト・ソロはさほどのインパクトはないものの、Larsenのハモンドの突き上げるようなリズミカルなバッキングがめちゃめちゃイカしてます。これもなかなかいいメロディー/アレンジですけど、やっぱりどこかで聴いたような印象はぬぐえませんね。好きですけど(爆)。
8.続いて今度はイントロにアルトをフィーチュアしたしっとりしたメロウなボーカルによるバラード・ナンバーです。やはりこの当時のAOR(私の大嫌いな言葉ですが)ブームの影響をもらに受けたような優しい雰囲気の甘いメロディ・ラインで、これまた誰か風の印象の曲ですが(笑)。アルト・ソロもよく歌っていて結構いいのですが、やや個性に乏しい感じでちょっと残念。曲もいいんですけど、ちょっと月並みな感じが惜しまれます。
9.あれぇっ、この曲何処かで聴いたことあるぞ・・・ひょっとしてJeff Porcaroの教則ビデオで演奏していた曲じゃないですかね?あのビデオでキーボードはGarfieldが参加してますからね。それはそうと、この自由なラテン・タッチリズムに乗せてハモンドソロを聴かせてくれるLarsenのカッコいい事!その後のGarfieldのアコピ・ソロの後ろでも絶妙のタイミングであまりにカッコよすぎるバッキングのフレーズを入れるんで、ちょいとGarfieldが可哀想な位です。でもサウンドの仕上がりは斉衡です。終始鳴っているパーカッションの躍動感は流石Lenny Castroですね。Carlos Vegaとのコンビ・プレイは乗り乗りの気分にさせてくれます。
Lee RitenourやDave Grusin/Don Grusin兄弟なんかのサウンドとは一味違った、ジャンルの壁を突き抜けたようなサウンドは嫌いじゃないです。っていうか聞き込めば聞き込むほど、その細部にまでこだわりぬいたミュージシャン気質みたいなものを感じて気持がいいです。いわゆるJazz系のフュージョンにありがちなソロと曲に依存したつくりだけではなく、ミュージシャン達のこだわり抜いたサウンドに気概のような物さえ感じてしまいます。GarfieldがL.A.のミュージシャン達からの信望が厚いのも、そんなあたりから来ているんじゃないでしょうか。RockからJazzまで、スタジオでもライブでも活躍するミュージシャン達の大きな核としてGarfieldやKarizmaの存在は大きいのでしょう。このアルバムに参加している二人のドラマーJeff
PorcaroとCarlos Vega、そしてバック・コウラスのPaulette Brownは既に故人となってしまいましたが、彼等の遺志と情熱はKarizma/TOTO/Los
Lobotomys等々で現在も確実に受け継がれていることでしょう。