2001年4月の入浴会

 
4月の入浴会は8日に参加者19名で始めて多摩川を渡り東京都世田谷区の「藤の湯」で行いました。
当初は「花見で入浴」企画を起てたのですがつぼみが膨らむのが 早く皆さん残りわずかな花と葉桜下、楽しく散歩出来ました。
また秋に紅葉で入浴を計画したいと思います。
参加者の湯美さんのレポートです
『桜花がはらはらと散り始めた日曜日のおだやかな午後、 用賀の通りの奥にある‘藤の湯’を訪ねました。
藍染の暖簾をくぐって三和土に立つと、商家の帳場のような 番台に対面する。
横を通って脱衣場に入ると、磨きこまれた床にくつろげる 木製のテ−ブルと椅子が配置されている。
ガラス戸を開けて浴場に入るとそこは異世界。 真ん中に置かれた櫓の壁が男湯と女湯の境になっていて、
ちょうどその壁の真下にある屋根付きの檜風呂には 刺すような熱々のお湯が木肌の湯船の中で澄み切っている。
タイル
画は紫と緑の色合いも鮮やかに杜若の群生。浴室回りの壁は上薬を 塗った大判の素焼きタイルに所々に藍色の文様。
決して広くはないし、湯客の好みそうな施設もないけれど、全体的 にきりりとしたモダン江戸風が何ともさっぱりしていて、
ご主人の
趣味人的「粋」を感じる銭湯でした。 湯美 』

二次会の様子です 楽しそうですね