麻生藩 麻生藩陣屋跡 All Photo by Ken究所長

新庄家

3万石→1万石  
外様 柳間 陣屋

新庄直頼は関ヶ原西軍となって、摂津高槻の領地を没収されていたが、のち許されて常陸麻生に3万石を賜る。

3代新庄直好は甥の直時を世嗣としていたが、62歳になって実子直矩が生まれる。ために直時がいったん後を嗣ぎ、直矩の成長を待って家督を譲った。ところが15歳で藩主となった直矩が17歳で急逝してしまい、新庄家は無嗣絶家の危機に立つ。

別家を許され3千石の旗本となっていた前藩主直時に、その旗本領に7千石を加え、再勤が認められ、麻生藩は1万石ながら存続が認められる。

関ヶ原西軍の外様大名ながら、関東の地に一家支配を全したユニークな大名家である。


歴代藩主

 

藩主

官位・通称

出自(実父・嫡出関係)

初代

新庄直頼(なおより)

従五位下 駿河守
近江朝妻城主新庄直昌の長男

二代

新庄直定(なおさだ)

従五位下 越前守
新庄直頼の長男

三代

新庄直好(なおよし)

従五位下 越前守
新庄直定の長男

四代

新庄直時(なおとき)

従五位下 隠岐守
初代、新庄直頼の弟、新庄美作守直房の二男

五代

新庄直矩(なおのり)

なし
新庄直好の三男

六代
(再勤)

新庄直時(なおとき)

従五位下 隠岐守
四代直時の再勤

七代

新庄直詮(なおのり)

従五位下 主殿頭
新庄直時の長男

八代

新庄直祐(なおすけ)

従五位下 駿河守
新庄直詮の五男

九代

新庄直隆(なおたか)

従五位下 越中守
新庄直祐の長男

十代

新庄直侯(なおよし)

従五位下 越前守
新庄直祐の二男

十一代

新庄直規(なおのり)

従五位下 駿河守
新庄直隆の二男

十二代

新庄直計(なおかず)

従五位下 主殿頭
新庄直規の長男

十三代

新庄直彪(なおとら)

従五位下 駿河守
新庄直計の五男

十四代

新庄直■(なおはつ)

なし
新庄直彪の長男

十五代

新庄直敬(なおたか)

従五位下 下野守
分家、新庄長門守直孝の長男

直はつの「はつ」第二水準はもとより、漢和辞典にも出てない字で偏に×を2つ書いて、旁が頁です。

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