斎藤久志監督と唯野未歩子さんの挨拶

 1998年12月26と27の両日、札幌のシアターキノで「フレンチ・ドレッシング」のレイトショーが行われ、斎藤久志監督と女優の唯野未歩子(ただのみあこ)さんが上映の前後に挨拶した。

 この映画は、雑誌『ポパイ』の表紙でデビューした期待の男性トップモデルの櫻田宗久が映画デビュー、初主演ということで、注目を集めている。冒頭から彼が男性教師にレイプされるという衝撃のシーンが話題になった。斎藤久志監督は、櫻田宗久さんを起用するにいたった経緯や、撮影中の秘話などを交えて映画を紹介し、「難解な映画だと言われるが、今の気分を伝えたいと思った」と製作の意図を語った。ビデオ作品で活躍し映画初登場の唯野未歩子さんは、櫻田宗久さんや共演の阿部寛さんの印象や苦労話を披露、共演の3人の息がぴったり合って監督からOKが出た時の喜びなどを、時折はにかみながら話した。会場からたくさんの質問があり、監督は丁寧に答えていた。

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