1993年12月の発案から2年5月。電気用品取締法、工業所有権申請、PL法と幾多の苦難を乗り越え、ついに魚コードが発売されました。

明和電気の隠しコンセプトである「無意味」を見事に体現した製品。予約は順調で、大量生産されています。山梨県上野原にある生産工場「鳥井電器」さんで、ナッパ服を着たおばさんが、流れ作業で魚コードを組み立てました。その姿は、部品工場というよりも、魚の加工場のようだったといいます。

長さ約1.2メートル。材質ABS樹脂、軟質性塩化ビニール、ネオン管。100V、12A。標準価格4,800円。問い合わせ先・ソニー・ミュージックエンターテインメント　開発本部ADプロジェクト内、(102 東京都千代田区五番地町6-2ホーマットホライゾンビル、電話03-3288-7240)。

では最後に音の瞬間芸をひとつ

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