---ヴァニシング・ツインのはなし---

ふたごをお持ちのママならご存知と思います。
現在、
早い時期から双胎妊娠の診断がつけられるようになり、ふたごの場合でも妊娠5週頃には、超音波で2個の
赤ちゃんの袋(胎嚢)を確認することが出来、7〜8週頃、2人の心拍がはっきりわかります。
ところが、8〜9週頃に、ふたごの片方の心拍が停止し、胎嚢も小さくなり、やがて消えてしまうことがあるそうです。
これがヴァニシング・ツイン(消えるふたご)と言われる現象です。
 その後、残った赤ちゃんは順調に育ち、普通の赤ちゃんと変わりなく生まれ、母体も全く異常ありません。

                ---ディレイドツイン(誕生日の違うふたご)のはなし---

誕生日の違うふたごがたびたびいるようです。
夜中の12時前に1人が生まれ、もう1人が12時を過ぎて生まれた時です。
特に4月2日に午前0時を境にするときは、学年が違うため、気を使うそうです。
 2〜3日、中には1週間以上たってから2人目が誕生するケースもあります。
 もし、1人が未熟児で生まれ、赤ちゃんの救命が危惧される場合(例えば妊娠22週や23週で生まれた場合)、
 第2児の陣痛または分娩兆候がない場合は、積極的に遅らせて、第2児の生存確率を高くする方法として
 用いられているそうです。


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