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子宮筋腫に用いられるホルモン治療にGnRHアゴニスト療法があり、
現在ではリュープリン・スプレキュア・ナサニール等が使用されています。 |
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エストロゲンは卵巣から分泌されるホルモンで、思春期に分泌量が急増し、第2次性徴の発現に
深く関与して、女性らしい体型が形成されます。 |
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通常、成人の場合は4週に1回リュープリン1.88を皮下注射します。ただし、体重が重い、
筋腫が高度等の場合は、リュープリン3.75を投与することもあります。初回投与は月経周期
1〜5日目に行います。 |
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偽閉経療法とは更年期と同様のホルモン状態にすることなので、のぼせ・ほてり・肩こり・頭痛・発汗・
動悸・不眠・うつ状態・肝機能障害・めまい・腟の乾燥等の更年期障害と同様の症状が出ることがあります。
また、エストロゲン減少の影響で骨密度の低下を招き骨粗鬆症になることもあります。 |
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スプレキュア・ナサニール等の点鼻薬は、1日2〜3回左右の鼻に噴霧します。
リュープリン等の皮下注射は、4週に1回上腕部または腹部に注射します。
1回の注射で効果が4週間持続するので、
注射後もんだりすると急激に効果が出ることがあり注意が必要です。
また、副作用軽減のために毎回違う場所に注射します。 |
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皮下注射に比べて点鼻薬の方が多少お安いということですが、
どちらにしてもホルモン治療にはかなり高価な薬が使われます。 |
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核出だったため、筋腫を小さくすることと、手術の時の出血を抑える目的でリュープリン1.88を 6回注射しました。2回目と3回目に中間くらいから「ホットフラッシュ」と呼ばれる、 「ほてり」「のぼせ」の症状が出てきて、ところかまわず突然噴出す汗には本当に悩まされました。 ハンカチとウチワは手放せませんでした。でも、幸い頭痛・腹痛等の「痛み」を伴う副作用は出なかったので、 なんとか乗り切ることができました。 |
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初診・検査の都合で、初回のリュープリンの注射が生理開始から2週間程経っていました。 |
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術前には10cmあった筋腫が7cm程度まで小さくなったと言われて喜んでいましたが、
実際には10cmと8cmの2個の筋腫があったので、
「本当に小さくなったいたのかなぁ・・・・」と今になって??です。 |