風力発電ってなに?

『東大阪』 02/10/1号より
 

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*写真は太鼓山風力発電所(京都府)です
*下の表は日経のサイトからの引用です

プラスα集会とは?
 
 東大阪時部は去年から、定期的に【プラスα集会】を開いてき
ました。普通は労働組がとりあげないテーマでミニ学習会を開き
、それについて自由な討論をというのがこの企画です。
 
今回は風力発電
 
 先週の二十六日に、今年度第一回目』として「風力発電って何?」
というタイトルで開催されま
した。
 旭分会の丸山さんが報告を
担当しました。
 
その内容は・・・
 
 報告の要旨は以下のとおり
でした。
○世界のエネルギー消費がこの百
年間で十倍にもなったおり、この調
子で消費していくと石油は約四十年
間分しかもたない。天然ガスでも六十年分で枯渇すると言われている。
○CO2を出さない原子力発 電は環境保護と合致すると 言われるが、大型事故
が起きると国全体を巻き込んでしまうくらいに危険な存
在である。世界の流れも脱
原発である。
○そこで注目されてきたのが自然エネルギーで、水 力、風力、バイオマス、
 太陽、地熱などが注目されている。
○なかでも風力は投資効率が一番優れているとされていること。風のエネル
ギーの五十%近くを利用できるとされいる。
○世界で観れば、ドイツは日 本の六十倍もの風力発電を 行っていること。
デンマー クでは、電力消費量の十三 %をまかなっている。
○デンマークは風力発電の先 進国であって、一九七三年 のエネルギー危
機以降市民 運動が起きて盛んになって きた。市民の投資(人口五 〇〇万
の国で四〇万人) による発電組織(会社?) があって普及が促進されて 
いる。
○日本でも先進地では市民共 同発電が模索されている。
 









討論では
 
 意見の一部を紹介します。
★原子力発電は開発から廃棄物の処理まで国(税金)が面倒を見てい
る部分がかなりある。 安くつくという宣伝があるが社会全体では安
くつかない。安全性に大きな問題があるでの制御技術の確立までは
拡大しないほうがいい。
★岸和田の公園の時計には風力発電で動いてるものがある。
★バイオマス発電はドラマ「 北の国から」でもやっていた
★大型ダムによる水力発電は世界的には退潮にある。
★自宅で太陽熱発電を利用している。大きな部分をまかなってはい
ないが、家族全員が省エネに配慮するようになった。
★労働組合もエネルギー問題や環境問題をもっととりあげて勉強す
べきだ。
★環境税をいれて 風力発電とかの研究に回すべきだ
 
次回はあなたも参加してみませんか