CSRについて


今年一月にあった税研全国集会の準備の過程でCSRについて
興味を持ちました。
集会主催の推進委員として「暮らしと税金」分科会の報告や資料
作りをするなかで今、いろんなところでCSR(Corporate Social
Responsibility)という単語をみつけました。

それまで知らなかったのですが、全労連も今年の春闘をcsr春闘にし
たいと方針に書いていました。

csrは訳せば企業の社会的責任となるので
すが、全国税の税研運動にとってそれは目新しい言葉ではありませ
ん。現代の税制、財政を考えていくなかで、その中身はどうことになるの
か? それをどう果たさせるか、またそれを求める国民、納税者の声
をどう集めていくかが課題であったように思えるからです。

このページは私が勉強をするなかで参考にしたホームページを紹介
することを主な内容としています。


Googleで「CSRと労働組合」ということで検索すると

 神奈川労連のHPが一件目に出てきます
 EU、ILO、世界社会フォーラムなどの流れ、CSRと労働運動(仮題)
 このタイトルで全労連の議長
 熊谷 金道氏 が講演したことがわかります
 どんな内容の講演であったか知りたいと思いました
 
二件目は労働総研のHPのなかのある文書がヒットしました
それはここです

3件目もおなじく労働総研のHPのなかのページです
労働総研ニュースNo.174・175合併号 2004年9・10月
のなかの記事が出て来ます
そこには以下の記事が出ています
*********
正規から不安定雇用へ転換させられている時代である。グローバル化のも
とで、「企業の社会的責任(CSR)」、「社会的責任投資(SRI)」が国際的に
問われており、人権や公正労働基準などが求められ、国際標準化機構(IS
O)でCSRの規格化も検討されている。政府と大企業に国際労働基準であ
るILO条約を批准させ、守らせることが必要である。安心して働き生活でき
る社会にするために、「生活できる最低賃金と社会保障、均等待遇、公契
約」のルールをつくる大切さを勤労者に広げ、広範な共同の力で政治的な
力関係を変えて、実現していくことが求められている。
 LW運動の活動家が「地域を変えることで、国全体を変える。国が変わ
らなければ、地域も変わらない」と語っていた。同感である。

05/05/08

全労連HPページから
   05春闘の重要課題である企業の社会的責任(CSR)を追求する
   宣伝行動として「企業通信簿チェックリスト」付のティッシュペーパ
   ーを配布しました 
   とあります。

  全労連のHPではここにもCSRに関する文書が載っています
  この文書はワード様式でダウンロードする設定になっています
  *ページ先頭から11個めの文書です
  タイトルは以下のとおりです。

  「企業の社会的責任(CSR)」についての見解
  「企業の社会的責任(CSR)」についての要請書

  目的は、企業の社会的責任(CSR)について、厚生労働省の「労働
  におけるCSRのあり方に関する研究会」が、「6月中を目途に取りま
  とめを行う」としていることから、これに対する必要最小限の全労連と
  しての見解を明らかにするためということです。
  05/05/06