番外 琵琶湖 (びわこ)~湖



                      (その1)琵琶湖


   ・・・・・・京都の池と言えるのでしょうか?・・・・・・

                        行った日 :2020年10月14日(水)  天気良好   


                 
    1.琵琶湖大橋

まず琵琶湖大橋に行き、北方向にカメラを向けました。北湖(ほっこ)です。

右側の島は沖島(おきしま)。その右側の奥には滋賀県の最高峰伊吹山の連山が見えます。



南方向には南湖(なんこ)があり、京都との境に比叡(ひえい)連山が見えます。↓



琵琶湖大橋は、ちょうど北湖と南湖を区切るように東西に渡っています。

大橋の中央やや西寄りがぽっこり高く、高さ26mで船 が通れるよう橋脚の幅も広くなっています。

道路は上り2車線、下り2車線ずつに分けられており、渡るには車道をトコトコ行くわけにいかず、

一旦下に降りて、かなり歩かねばなりません。フーフーであります。


↑ 高くなっているのが分かる。              ↑ 橋の西方、堅田のスーパーなど
 
琵琶湖の広さは北湖623km2、南湖58km2と圧倒的に北湖の方が広い。

今回は、この境目の琵琶湖大橋から出発したのであります。




   
        京都の池と言えるのでしょうか?
(答)言えません。が、しかし、
テーマが「京都のまわりにある池から流れ出る水・・」なのでセーフ
なのです(池にしてはデカいですが)。また、ほとんどが南の瀬田川に流れ、大阪方面に流れて
いきますが、出口があと2カ所あり京都へ流れていくのです。
    
琵琶湖と瀬田川の境界線、ついでに「琵琶湖からの出口」は瀬田川、第一疏水(そすい)、
第二疏水の合計3カ所なのです。↓

今回は
メインの出口瀬田川を無視して、京都方面へ通じる疏水を追求していきます。

            2.琵琶湖・瀬田川の境界線


境界線は両端の位置に看板↓が立ててありますので、これを直線で結んだ位置です。

↑東側 近くのコンビニでサンドイッチ&おにぎりを入手。定例の昼飯に。   ↑西側


                琵琶湖漕艇(そうてい)場~のボート競技コースの表示が釣ってある↑


                   3.浜大津付近~疏水取り入れ口

琵琶湖の南西隅に取り入れ口が2カ所あります。

琵琶湖の水を取り入れ、京都市内の山科盆地を通過した後、岡崎の浄水場へ運びます。      




その前に、例によって付近の散策をばついでに。

①BOAT RACE びわこ(琵琶湖モーターボート競走場)

今時は競艇場と呼ばないんだね。あちゃら文字入れてかっこよく、ひらかなで易しく。

県道558号沿いに400m以上に渡り施設が並んでいる。色彩など派手さを抑えてるが

なかなか立派な建物だ。中に入り琵琶湖沿いに4階建ての立派なメインスタンドがそびえる。↓



↓左 数字が一杯並んだ「オッズ」の表示板。これが分からなければバクチをする意味が

ありません。↓右 いよいよバクチの券を買うのですが、近ごろはほとんど自動販売機で

初心者にはサッパリです。



いよいよ緊張の一瞬であります。選手も回り始めた大時計をにらみながら「ん」10秒前に

スタートし、スタートライン目がけて、コース取りなどの駆け引きをするのです。もちろん時

計がゼロを指す前にスタートラインを越えてはいけません。ギリギリを狙うのです。

 なお、黄色い声の声援は結構ありました。年齢は不詳ですが、こう言ってる私より確実に

数十年若いでしょう。




写真↑はたまたま取れたまぐれですが、スタートライン直前だと思われます(奥の白赤ポール

が基準でしょう)。ボートの進入順もたまたま奥から1号、2号と番号どうりでした。色は白、黒、

赤、青、黄、緑の、
日本バクチ標準色です。競馬も、競輪も共通なのです(バクチのうんちく)。




↑上 バックストレッチの競り合いと電光掲示板  ↑下 勝負はとうに決まっています。

スタートラインからターンマーク(回転の目印)までの150mで90%決まってしまうらし

いのです。


②大津港へ

ボートレースの余韻もそこそこに競艇場を離れ、進路を南方さらに東方ととり大津港を目指

します。

写真↓は、琵琶湖からの出口の一つ、琵琶湖第二疏水の取り入れ口であります。

柵がありますが、柵の向こう側が琵琶湖、こちら側が第二疏水であります。





写真↓は、これまた出口の一つ、琵琶湖第一疏水であります。

第二のように柵はなく、ヨットなどが出入りしているようです。


写真↑の左方の木々の中に「三校&神陵ヨットクラブ」の艇庫があるようです↓。

旧三高以来の京大関係者が管理しているとのこと。この「琵琶湖周航の歌」で有名な

「われは湖の子」の歌碑があるようです。ここが周航の基地らしい。




大津港には、やや大きな船が2隻停泊していました。

写真↓は「ミシガン号」で、主に南湖一周の定期航路に使われているようです。




写真↓は「ビアンカ号」。琵琶湖で最大の旅客船だそうです。




今回は、大津港までとし、これで琵琶湖の部は終わりとなります。

ここで一旦手を止めます。



                  次 回 の お 知 ら せ


次回は、 第一疏水の大津側を探検します。

なお、第二疏水は岡崎までトンネルばかりで、追いかけることができませんので、

探検からは外さざるを得ません。




 琵琶湖大橋周辺情報  

琵琶湖大橋西詰に「道の駅 びわ湖大橋米プラザ」があります。
堅田方面から来られる際には直通で行けますので、橋の通行料金がいりません。
また駐車料も無料です。念のため。