2005年3月例会

 3月21日(月) 家電リサイクル(グローバル)ライフデザイン元気の素
■大阪さくら会の今年のテーマは「グローバル」と「元気」である。川島さん紹介の3月例会の講師・高野耕一さんほどこのテーマにふさわしい方はいないのではないか。戴いた個人名刺の裏には15もの肩書や資格が記載されている。サラリーマン生活に納まりきれなかった高野さんの元気いっぱいの人生の歩みがこめられている。松下電器労組役員仲間であった川島さんから、教育部長として当時からライフデザインの第一人者でもあった高野さんの紹介があった。
 (紹介を聞きながら、私自身も労組役員の時に職場役員向けセミナーに高野さんに来て頂いた20数年前の記憶を呼び起こしていた)
■「家電リサイクルからみたグローバルと私の元気の素」をテーマとした講演が始まる。
 高野さんの現職は家電リサイクルネットワークを運営する潟Gコロジーネットの遵法管理グループ担当部長である。日本にブラウン管テレビを作る工場がなくなった今日、ブラウン管テレビのリサイクルは国内だけでは回せない。アジアやヨーロッパ等にも循環の環を広げなければならない。いやおうなくグローバル化が迫られている。ブラウン管テレビに象徴される家電リサイクルの現状の分かりやすい解説だった。
■高野さんのライフワークとも思えるテーマが「ライフデザイン」のようだ。ライフデザイン設計書とでもいうべき書式を頂いた。縦軸に「家庭生活」「自己啓発」「余暇生活」「健康管理」「社会生活」「友人関係」「職業生活」「経済設計」という人生の様々なジャンルを設定し、横軸に生年から寿命年齢までを設けたマトリクスである。高野さん自身の歩みと目標を記入した別表も同時に配られ、分かりやすく解説される。
 「何歳まで生きるかを見据えて、体のメンテナンスと経済力を逆算する」「人生とは時間と金と気配りの配分のことである」「元気の素は健康というハードとやりがいというソフトである」「いい人生とは、自分で考え自分で決めて実行すること」「休肝日の年間目標日数を決めて酒を飲まない等、具体的な数値目標を立てると達成しやすくなる」。高野さんの名言の数々である。
 「トライアスロンの種目がやれるのは今のうち」。高野さんの口から57歳の挑戦が語られる。
 身近な「グローバル」を学び、「元気」の源を教えられた3月例会だった。  
■講演後、高野さんへの相次ぐ質問の傍らで、やなぎ店長は料理案内を今や遅しと待ち構えている風情。「それじゃそろそろ料理にしましょうか!」と声を掛けた。
 店長「本日のテーマは、『去りゆく冬の料理』です。鴨料理をメインにしました」というわけで以下のお料理のオンパレードである。
 お酒は「久保田・紅寿@」、お造りは「生ほたるいかと活あじA」、メインの鴨料理の「焼き鴨B」、「鴨の治部煮C」、「揚げ団子あんかけD」に続いて「手づくり豆腐E」、「大根と里芋の田楽煮F」、「ふぐ煮こごりG」、「ブリ照り焼きH」、「お漬物I」といつも以上に豊富なメニュー。いつもの「大皿仕上げ蕎麦」で締めた後、「桜餅の三色団子J」のデザートでお口直し。
■宴たけなわの9時半過ぎ、寝屋川市での演奏会を終えたセサルさんに駆けつけてもらった。前回講師の岡山さん持参のケナーのできばえを論評してもらったりして例会は再び盛り上がる。「コンドルは鳴いている」「花祭り」のケナー演奏も聞かせてもらった。
■今回の参加者は、川島、井上、岸、日高、竹内(佳)、森、川村、北村、菅、浦濱、セサル、小林、岡山、大橋の14名の皆さんでした。

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