明日香亮のつぶやき日記

2003年9月

夢とロマンの星の旅
■例会会場「やなぎ3階」は今回も二つの宴席が入り、真ん中を仕切ったスペースに19名ものメンバーが参加した密度の濃い例会となった。会場密度の濃さに劣らず、例会の方も盛りだくさんの内容だった。
■今回の講師は、三浦さん(NTT-FE関西)紹介のアマチュア天文愛好家・秋田勲さんである。、独自のキャラクターをもつ三浦さんから、辛口で友情溢れる語り口で、職場仲間でもある講師の紹介があった。多少窮屈な会場の真ん中の席に立つ講師のスピーチを、一同見上げながら聞くという形となった。
講師プロフィール 岡さんの例会案内には、以下の講師プロフィール(講師自身によるものと思われる)の紹介がある。
・「東亜天文学会 会員」(会員数500余名のアマチュア天文愛好家の国内最大の団体)
・「星の広場 代表幹事」(会員数300余名の彗星観測を主とする団体)
・自宅屋上に城陽天文台があり、台長として城陽市の天文愛好家に開放し、子供たちにも優しく解説している。
・教材用写真撮影のため、世界各地の日食観測(年間を通じて必ず世界のどこかで日食がある)に飛び回っている。
・天文の普及活動を兼ねて、日本各地の天文台建設に携わっている。
 ちなみに頂いた名刺には「NTTファシリティーズ営業本部公共営業部・天文通信エンジニアリング室西日本担当技師長」とあった。
スピーチ スリムなボディーと優しい笑顔から繰り出される身振り手振りを交えたスピーチである。とつとつとした口調の中にも天文への溢れるばかりの情熱が伝わってくる。
「日食を追い求めて世界の全大陸を訪問し、行っていないのは南極大陸だけ。今年の11月に南極で日食。ついにチャンスがやってきた。」(どこかで同じようなオヤジがいたっけ?ソヤッ!満天のお父ちゃんや。NHK朝の連ドラで赤井英和扮したあのオヤジソックリのシチュエーションではないか)。「秋田星と命名された星もある」「獅子座流星群は毎年11月17日〜18日に見られる」などの発言は、この道一筋の秋田さんならではのものだ。
 それにしても羨ましい人生だ。NTTの電話交換機保守の仕事からの華麗な転進とのこと。NTTが六甲天文台を設立する際に、小学生以来の趣味だった天文の知識と技能が買われての転出。以降、趣味がそのまま天文通信という新規事業を切り開き、今や天文台関係の業務で全国を飛び回るポジションにある。
講演後の質問 デターッ!池田さんから、誰もが知りたがるアノ疑問。「人類はホントに月に降り立ったんですか?(アメリカの月面着陸の映像は偽物ではないかという噂がある)」「オーストラリアのパークス天文台で同時刻に映像を受信しました。人類は間違いなく月に降り立ちました。」 その他「関西の観測スポットは?」「峰山高原や西播磨が好適地です」等々・・・。
 秋田さんの南極観測ツアー後にあらためてスピーチの機会をという期待を込めての講演終了だった。

初参加者の紹介 講演後の懇親の中で初参加者の紹介があった。今回の初参加者は日高紹介の菅野聖子さん。フォード・ジャパンの社員で現在は、クレジットの子会社「プライマス・ファイナンシャル・サービス」出向中のお嬢さんである。私の以前の親会社の関連事業管理部の頃の知人である。M&A絡みの業務の交渉先のスタッフの一員だった。英会話に堪能な米国人社長をサポートするタフなネゴシエーターだった。紹介後の懇親の場ではオジさんメンバーたちから「セイコちゃん」とファーストネームで呼ばれ、交流が引きもきらない。物怖じしない明るいキャラクターで無事例会デビューを果たしたようで紹介者はひと安心。お姉さん的役回りをしてもらった森さんのサポートにも感謝。
参加者の近況報告 続いて参加者有志の近況報告。
まずは盛田さんからの赤川さん(大阪さくら会発起人のひとり)製作のCD「般若心経」の紹介。赤川さん作成の紹介パンフレットによれば、盛田さんに誘われて京都・東福寺の法話会に参加したのがきっかけとか。子供たちの心の育成に向けたボランティアの一環とのこと。
続いて、単身赴任中の吉川さんからは400CCバイクを駆っての小浜ツーリング報告。中年ツーリング族の面目躍如。
府録さんの、昨年好評だった「一泊・神戸ジャズライブの集い」の2003年バージョンの企画報告。
夫婦でケーキ工房を営む中村さんからは、夫婦小旅行で見つけた秋桜感動物語。
中村さんとも同窓である岸さんは、中学同窓有志の会の幹事役として3ヶ月毎に仲間との懇親を続けているとのこと。
名門実業団合唱クラブのメンバーである森さんの近況。合唱コンクール予選直前の自慢の喉の障害で酒断ちの苦悩の日々。無事予選を終えた直後の本日は解禁日とか。どうりでピッチが早い?
そして私のおまけの近況。数日前の夕食後の娘との会話。TV画面にはカリフォルニア州知事選の有力候補者アーノルド・シュワルチェネッガー氏の御年56歳のズームアップ。ふと思いついて娘に「チョット聞いてくれる?」。いつもの不吉な予感に「イヤヤ」と答える娘を無視して続けるオヤジ。「シュワちゃんの30年後の姿を見てある人がこう言うたんヤ。『あーなると、しゅわくちゃでんな〜』」。究極のオヤジギャグ(と本人は思っている)にはしゃぐオヤジを横目に、娘は呆れ返りながら、なかば諦めの体。
最後に川島さんからは、大阪府後援の「おおさか・元気・歌舞伎」のご案内。ナント!S席一般2,800円のリーズナブル料金。
■そんなこんなの賑やかな例会の参加者は、川島、井上、岸、日高、森、府録、生原、池田、川村、盛田、吉川、北村、菅、谷山、三浦、中村、木下、菅野の皆さんでした。

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