明日香亮のつぶやき日記

2001年10月

10月3日(水)大阪さくら会例会番外編「能・・アゲイン」
■本日は11月1日。10月のさくら会例会(番外編)からほぼ1ヶ月が過ぎた。最近はどうにも筆の乗りが悪い(キーボードの乗りというべきか)。意を決して1ヶ月前の報告をアップすることにした。
■井上さんからの案内メールを受信した。例会番外編を石淵さんご案内の能鑑賞会に便乗したいとのこと。6月例会の「HEPホール」での『自然居士(じねんこじ)』の鑑賞以来、
能という響きに敏感に反応してしまう。構成は今回も石淵さんお薦めの味方玄氏である。「出席」の返信メール。
■会場の「石原ホール」は始めの場所だった。地下鉄四つ橋線・肥後橋駅のすぐ上にる。一見オフィスビルとも思える建物の1階正面ホールに受付があった。重厚な造りの内装を眺めながらエスカレーターで3階のホールに向かう。
受付で渡されたパンフレットを、能楽ライター「石淵文榮」さんの「心に響く能役者 味方玄」へのエールと演目解説の渾身の文章が埋めている。本日のテーマ「能―月へのオマージュ」(左画像)も石淵さんの起案か。ゆったりした座席配置の真中の通路のすぐ後の指定席。300席前後と思われるホールのほぼ全席を観客が埋めている。
■19:00過ぎ開演。六つの演目が演じられる。パンフレットによれば舞囃子「天鼓(てんこ)」、連吟「松風(まつかぜ)」、舞「井筒(いづつ)」、一調「駒之段(こまのだん)」、一調「鐘之段(かねのだん)」舞囃子「猩々乱(しょうじょうみだれ)」とある。

始めて観た「自然居士」のストーリーに沿って展開される物語性の解りやすさに比べかなり難解な演目だった。舞と謡をメインとした演目ごとの分割された能のエッセンスを堪能するほどのレベルには到底達していない自分を思い知らされた。
■21:30頃、閉演。1階ホールにさくら会関係者が集合。井上さん、竹内さん、森さん、岸さん、筧田さん、佐渡さんのメンバーと、幅広い人脈を誇る井上さんの知人である高橋さん、藤岡さん、白井さん。それに竹内さんのメル友?田中さんの総勢11名である。
早速、恒例の飲み会突入。会場は石原ホールから徒歩2〜3分の森さん手配の「JAPANESE DINING 庭の」なるお洒落なカフェレストラン。
■ここで初参加の皆さんのご紹介。井上さんの職場仲間の藤岡さん(集合写真右から二人目)は左隣の高橋さんご夫婦とのこと。いまどきの夫婦別姓なのです。その高橋さんは万博テニスガーデンのヘッドコーチ。その左隣の白井さんも井上さんの職場仲間。ところでこの白井さん、飲んで盛り上がる中で飛び出した爆弾発言。「実は私、池田小学校連続殺人事件のアノ宅間容疑者と中学時代、同級生だったんです」。そして直後の後の祭り発言。「しまった!年齢がばれてしまう」。最後の紹介者は、集合写真左端で思い切りアピールしている田中さん。竹内さんとは「出会い系サイト」ならぬ「お仕事系サイト」で知り合ったメル友。飲むほどに意気上がる三菱商事勤務の元気印のお嬢さんである(左写真)。
以上、簡単ながら例会の盛り上がりに反して、今ひとつ盛り上がりに欠けるレポートでした。尚、今回の写真はデジカメ持参の竹内さんの提供でした。感謝。