1972.06.14
労組役員・選挙公報
紋次郎のかっこよさ


”若さだョ!やまちゃん”などといくら掛け声をかけられても、日増しに厳しくなる管理社会で、働く者の精神は、どんどん若さを失っていく。
「モーレツ」は、「ビューティフル」になるどころか「ソーレツ」にすらなりつつある。
「木枯らし紋次郎」の一匹狼のカッコよさの中に、無意識に自分の中にある「脱サラ」への憧れを垣間見る。
「若干気取って」入社式に臨んだ「田舎っぺちゃん」達も、2〜3年もすれば誰もがこんな気持ちになりそうな都会の生活・・・。
こんなどうしようもない環境下で一体何ができるのか?
それでも・・・・・・少しでもそんな環境でなくしたい。少しでも自分を取り戻し、人間らしさを取り戻せる場をつくりたい。
そんな場としての組合であり、組合活動でありたいと思います。