そもそも人間とは弱い動物であり、生まれたばかりの赤ん坊は誰かの庇護なしには一日も生きることはできない。だが、ひとは成長し、「強さ」を身につけると、そのことを忘れてしまう。しかしやがて老いれば誰もが等しく「弱者」になる。しかも最後は死という「敗北」が待っている。これはどんなに強くてもお金があっても避けられない。だとすれば「弱さ」こそが人間の本質かもしれない。
このように考えれば「福祉ネット」づくりも大いに意味を持ってくる。福寿会での福祉ネットの理解度は様々だが、基本的には一番身近な問題を抱えている団体である。今後はあらゆる機会を捉えて「福祉ネットの大切さ」をみんなと一緒に考えていきたい。 |
住民の誰もが安心して暮らしていけることをめざした「福祉ネット」の発足はとてもすばらしいことです。
あんしん窓口(地域包括支援センター)も「福祉ネット」の活動に少しでもお役にたてるように、できる限り協力させて頂きたいと考えています。
お互いの情報を共有し、その情報を有効に活用すること
で、地域住民の皆さんが、いつでも、どこでも福祉サービスを簡便に利用できるネットワークを築いていきたいものです。
このネットワークが同じ目的に向かって、課題の克服の為に、定期的かつ建設的な情報交換会や実際の行動を通して次第に信頼関係を増していくことで、より一層皆さんの生活に寄り添うことのできるよう期待します。 |