DATE:1993/10/6
秋の陽の中の、女の子の一瞬の表情を捉えたつもりの絵です。これも鉛筆画をベースとしたモノトーンのイラストです。
アップロード当時の付属テキストで、わたしは次のように書いています。
『描くのは虚構としての「少女」。
大人でなく、子供でなく、現実から若干遊離した聖的な、イメージ上にのみ存在する少女像です。ですから年齢、国籍不詳。
そういった少女の、ふわふわとした中の一瞬を切り取って絵にしていけたら、と思っています。』
現実には存在しないからこそあこがれる、特別な存在たる『少女』のイメージを追い求めたい,そんな決意表明であったように思います。多くの人がやっていることではあるのですが。