斉藤 龍一郎の近況です:2008年

今日は2008年11月24日、月曜日午後6時37分。

アイセックの駒場祭企画で、2001年以降、途上国でのエイズ治療実現への動きがなぜ急加速したのかに焦点をあてて話をしました。ところが、先に主催者に送ったプレゼンには、肝心のHIV陽性者自身による取り組みを紹介するページを入れてなくて、画面にはない話をするはめに陥ってしまいました。

参加者の多くは、アイセック・メンバーだったようで、1時間40分の講演と質疑につきあってくれました。

「エイズに関わるNGOが乱立しているのではないか?なぜ統一できないのか?」との質問を受けて、そういう見方もできるのだな、ちょっとびっくりしました。公的医療システム、ARV供給システムが統一的展望のもとで効率よく適切に運営されることが重要であることと、NGOが一つにまとまることとは違うという趣旨の回答をしたのですが、説明が要領を得なかったために納得いかないという顔をしていました。質疑を重ねて、考えをまとめておく必要がある、と感じました。



今日は2008年11月22日、土曜日午前8時57分。

昨夜、寝る時に毛布を一枚増やしたのですが、今朝は寒くて目が開いてしまいました。風呂に入り、みそ汁をのんで、やっと暖まりました。

先週木曜日、9,600字の原稿を何とか書き上げて送信しました。2005年の正月に、2001年から03年にかけて何人かの人に翻訳してもらって紹介したアフリカのエイズ問題関連情報をA4・130枚の資料集にまとめたとか、昨年、今年と僕が司会をして開催した座談会の記録おこし(それぞれA4・30枚超)の座談会記録起こしのチェックをしたことはあったのですが、一から書いて9,600字というのは、ずいぶん久しぶりだったので、けっこう手こずりました。

届いた時の状態で机の上に放置していた障害学研究第4号の特集「障害学と経済学の対話」の前半、松井論文と川越論文を読みました。人間は経済合理性を追求する存在という仮定を前提としない経済学にびっくりしました。川越論文にある、ベイシック・インカム(基本所得保障)が実施されると「子どもを増やせばそれだけ『家計』にとって総所得が増えるので、家計には子沢山になろうというインセンティブが働くのではないか」という指摘など、僕にとってはこれまでになかった論点も提示されており、興味深く読みました。今年の福島ゼミでの議論にも参考になりそうです。



今日は2008年11月19日、水曜日午後6時27分。

来週の水曜・木曜と札幌へ行きます。2001年1月に行って以来です。

26日、水曜夜は、札幌駅からあまり遠くない(地図によれば)、北海道環境サポートセンター多目的ホールで開かれる「アフリカの天使たち アフリカンクラフトアート展 連続講座」で、アフリカのエイズ問題について話をすることになっています。

27日は、藤女子大学の箱山さんが持っている多文化コミュニケーションの授業で、やはりエイズ問題について話をして、できればワークショップをやってみたいと考えています。

職場で受託している外務省NGO相談員の出張サービスで、上記の札幌・石狩出張に加え、11月24日には東大駒場際のアイセック東大委員会の企画で話をします。午後1時〜3時12号館内の教室です。12月12日(金)は、午前中、戸田市の小学生の訪問を受け入れた後、宇都宮大学工学部へ行って、エイズ治療薬の特許権問題で授業をやります。その翌週18日(木)には、関西学研都市にある同志社大学で、午前中、大教室授業、午後ゼミで、アフリカ障害者の10年と障害当事者の取り組みを紹介する授業をやることになっています。

興味を持った人は、聞きに来てくれるとうれしいです。詳しくは、電話(03-3834-6902)もしくはメール(info@ajf.gr.jp)で問い合わせて下さい。

12月20日は立命館グローバルCOE「生存学創成拠点」、JVCと一緒に、立命館衣笠キャンパスで津山直子さん公開インタビューを行います。こちらにもどうぞいらしてください。

先月から非常勤講師を務めている大学の図書館を利用できるようになり、「Deaf in Japan」「トリーアの社会史―カール・マルクスとその背景」を読みました。

amazonのページにある「Deaf in Japan」のカスタマーレビュー、おもしろいです。



今日は2008年8月31日、日曜日午前9時29分。

自室ではメール・チェックもできないので、事務局に来ている。

今は晴れているが、午後には雨との予報。

先週からずっと曇り空で時々雷雨がやってきている。

昨日、ニュースで報じられていた水没した車に閉じ込められて亡くなったという事故には、目を白黒させるばかりだ。



今日は2008年6月29日、日曜日午後9時13分。

福島さんからメールがあり、今年は冬学期のゼミを開講するとのこと。また、博士論文『福島智における視覚・聴覚の喪失と「指点字」を用いたコミュニケーション再構築の課程に関する研究』を送ってくれた。

論文は、4歳で片目摘出、9歳で失明、14歳で片耳の聴力を失い、18歳で盲ろう者になったことを、自身がどのように受け止めてきたのかを、当時の日記、創作、カセットテープ、母親の日記、母親や教師、友人らへのインタビュー、そして障害学研究者による自分自身へのインタビューによって解き明かしている。手法的にも興味深い。



今日は2008年6月19日、木曜日午前5時31分。

アマゾン・アフィリエイトの記録を見ると、マーケット・プレイスで『指先で紡ぐ愛 グチもケンカもトキメキも』が3点動いていた。福島さんが博士号を受けたというニュースの反響だろうか?

今年はゼミがあるのか、と気になるが、現状では参加できそうにない。



今日は2008年5月20日、火曜日午前5時47分。

週末、横浜で開かれたアフリカンフェスタに出展した。

土曜日の朝、6時半ごろ部屋を出たら、桜木町駅に8時20分くらいに着いた。思ったよりは時間がかからなかった。

着いた頃は、まだ雲が出ていてひょっとしたら雨も降るのか、と心配だったが、二日間、すごくいい天気になった。

会場に木陰がなく、強い日差しから逃れられないのがたいへんだった。

しばらくご無沙汰だった人、メールでの問い合わせに応じたことのある学生、アフリカフェスタに出展するためにNGOを作りたいという人、などなど多くの人と話をした。

打ち上げの席で、川原泉が話題になった。「僕の部屋にはブレーメンがあるよ」と口が動いてしまったので、事務局へ持って行くことになったが、パッと見ただけでは見当たらない。今夜、探さなければならない。

で、昨日の朝、ひさしぶりに「甲子園の空で笑え!」を読んだ。初版が20年くらい前の作品だ。彼女の作品はまだまだラインナップされている。これもびっくり。



今日は2008年5月11日、日曜日午後1時8分。

昨日、帰り道の古本屋で笹生陽子著「ぼくは悪党になりたい」を立ち読みしたついでに、山本周五郎の小説2点3冊を150円で買った。

以前買った「由井正雪」が未読のまま部屋のどこかにころがっているな、などと思いながら、「樅の木は残った」を読み始めた。

40年くらい前に、NHKの大河ドラマにされたことのある作品で、その時の主演が平幹二朗だったことが思い出された。

昨夜も今朝も、雨が降って肌寒い中、ちょっと厚手のシャツを着て、靴下まではいて読んだ。おもしろかった。

まだ左膝に違和感があるのが、こまったものだ。



今日は2008年4月28日、月曜日午後10時33分。

30年近く前の写真が出てきた。自分のからだのスリムさに驚いた。

この週末、二日間でのべ5時間くらい車を運転した。3lクラスの車だったので、運転は楽だったが、ガソリンの減り方の速さにびっくりした。



今日は2008年4月22日、火曜日午前7時45分。

昨日、1年半使ったMacBookを濡らしてしまい起動しなくなった。修理に持って行ったら、ロジック・ボード交換になるので12万円くらいかかります、と言われてしまった。内蔵のハードディスクが無事なことを確認してもらい、ヨドバシで新しいMacBookを買ってきた。

内蔵HDを差し替えるととりあえず動いたが、スリープがかからない、動かないソフトがある、などの問題が出てきたので、OSをアップデートした。アップデートには2時間近くかかった。アップデート完了画面の派手派手しさにびっくりした。

さすがに1年半前の初代インテルMacBookに比べると格段に速い。iCalも活用する予定。iPodのバッテリー交換もしなければならない。



今日は2008年3月11日、火曜日午前8時12分。

mixiが4月1日に規約改定すると発表しました。僕も、日記やメッセージ機能を使っているので、気になります。とある人がまとめてくれた、規約改定の問題点は以下の通りです。

  • mixiにupしたすべてのものをmixiの都合で使用・公開(許諾猶予は二日)。返事がなければ同意とみなす。
  • 執筆者は著作権を放棄したものとみなす。
  • 規約改定の効力は過去にも及ぶ。
  • 裸を描写(文章でも)したら削除。
  • 「権利者」が削除申請してきたら、事務的に削除。

僕も少し書き込み、メッセージがあるので、mixiをどう使っていくのか考えているところです。

2月に京都へ行った時のことを書いた文章などは、こちらでも紹介します。


2月11日 京都府立盲学校の不思議

昨夜、京都府立盲学校に関わりある人たちの「新年会」に参加させてもらい、楽しい時間を過ごしました。

年齢幅のある複数の卒業生(?)と教壇に立ったことのある教師たちが毎年一回京都で集まっているのだそうです。

1月に東京で開かれた立命館大学大学院先端学術総合研究科およびグローバルCOE「生存学」の説明会後の交流会で、バシール君も来るよと誘われ、参加させてもらいました。

飲んで食べての合間に聞いた話で、全国でも京都府立盲学校にしかない大学受験を望む盲学校卒業生のための補習コースで受験勉強をした面々が参加していることが判りました。

現在、大学院博士課程で論文を書こうとしている参加者は、高等部まで在籍した盲学校の進路相談で「大学に行きたい」と希望を語ったところ、「お前の成績でそんなこと言うなんて、世の中、なめてるんじゃなか」と叱責されたと話していました。

日本で最初に作られた京都府立盲学校卒業生には、いろんな人がいるそうです。大正5年の卒業生で、大正10年に反軍ビラを撒いて逮捕された人がいたそうです。また、大正元年には、同志社大学に入学したいと嘆願書を書いた卒業生もいたそうです。

こうした記録も、生存学創成拠点で共有されていくともっと調べてみようと言う人が出てくるでしょう。

反軍ビラを撒いて逮捕された小野兼次郎に関する点字毎日の記事が、以下のブログで紹介されています。
http://blogs.yahoo.co.jp/kishi_1_99/6492656.html


今日は2008年2月29日、金曜日午後10時39分。

やっと職場を出れます。月末の請求書作成作業を、直筆でなければダメというのでけっこう面倒です。

図書館の新刊コーナーにあった「私たちは、脱走アメリカ兵を越境させた……――ベ平連・ジャテック、最後の密出国作戦の回想」、おもしろくて一気に読んでしまいました。この本でも参照されている「となりに脱走兵がいた時代―ジャテック、ある市民運動の記録」のことを、どこかに書いているはずだと思ったのですが、書いていなかったようです。



今日は2008年2月13日、水曜日午後2時27分。

「春休みにたくさん本を読むつもりです。ホームページ、参考にします」とメールをもらった。最終更新日が2007年6月26日のままだった。

ちょうど、その頃から「アフリカ 2007」(http://www.arsvi.com/0i/2-2007.htm)の更新作業に追われるようになって、自分のページの更新がとまっていた。現在、「アフリカ 2008」(http://www.arsvi.com/0i/2-2008.htm)をほぼ毎日更新している。




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読書ノート です。


アマゾンのアソシエイツになりました。
昨年、亡くなったスティーブン・J・グールドの本を買ってもらいたいと思っています。
紹介文をボチボチ書いていくつもりです。まずは机の側にころがっていた「THE MISMEASURE of MAN」のことを書きます。



by 斉藤龍一郎

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