5. Recovery     次世代への責任

 人類は,ルネサンス以降、産業革命そして2度の世界大戦を通じて、「人間」の追い求める「欲と快・楽」の
急激な追求を図って来ました。そこには「人間は何処から来て、何処へ向かうのか」といった真の探求心は
置き去りにされ、本能としての欲(食・睡眠・支配・物・性)や快(居・住・無病・不老)、楽(移・動)と、それに準
じた知識欲の追求のみに留まってしまいました。その結果、今や人類は共存すべき自然からスポイルされ、
当に存亡の危機に面していると云えます。
 「Re陰謀’s」としては、幾分なりとも「次世代への責任」を感じ、その改善に努めたいと考えております。まず、
1.その罪悪の把握と分析に尽力し、正しく世の人々に理解してもらう、2.問題の緊急性を見極め、優先順位を
周知させる、3.優先順位の高い案件について、改善のための技術調査や共同研究の提言をする、が活動
の出発点であると思います。

 
Think Globally, Act Locally

 →自然環境や生態系の維持を世界的規模で考えるなど無理
 →自分の周りの水、植物、鳥や魚が昔と同じ色、種類、数か?
 →失われた自然環境を修復、再生する
 →そのテクノロジーは既に存在するはず
 →どういう病気か?その程度は?治療法は?治療期間?
 →身障者のままで生きていくのか?
 →健康になったらどうする?

  遺伝子食品、環境ホルモンなどの物質が自然環境や人体に及ぼす影響を徹底的に解明すると同時に、
分解処理技術の開発や環境リスクの管理を同時に
そして迅速に進め、未来の危険の未然防止に貢献するタスク
 →便利さを買ったつけ→環境を破壊し、生態系も破壊
 →この打開には、自然環境と人間活動との共生を図り、

  自然環境を持続的・循環的に利用し、健康で快適な生活環境を創造すること
 →浚渫した土砂を再利用して人工海浜を作るような発想
 →いつも皆の視線を浴びると、町の景観も綺麗になる?
  山河が綺麗、古都の景観が素晴らしいだけでは駄目か?
 →快適なにぎわいが必要か?
 →この病気をホルマリン漬けにして皆に見せることが大切?
 →病気の資料館+南部レストランのような洒落た施設で魅力的な古都に
 →病気が治る経過も診断結果として情報ボックスを道路脇に設置
 →放置された廃棄物に背を向けるのではなくて、

  これを癌として良質の細胞に改善
 環境の修復や再生に必要な学問(技術)とは?                        
 →自然環境の問題は理学部、農学部
 →人間活動の問題は文学部、経済学部、法学部、工学部、医学部等
 →環境共生にかかわる諸問題の多様性

  これらの問題の解決には、従来の学問分野の枠組みを超えた総合的な問題把握・解析・
解決技術と教育が不可欠、
環境共生にかかわる諸問題を総合的に把握
 →化学物質がどのように悪さを働くのか?
 →太陽、酸性雨、雪や風でどのように変化
 →浸み込むのか?表面だけを移動するのか?酸性と反応するのか?
 →廃棄物の下の土の層はどのように?硬いのか柔らかいのか?
 →水は浸透するのか?潜伏水流はあるのか?どこに流れるのか?
 →それらを堰き止める必要あるのか?どのように?
 →自然は病んでしまったのか?病みつつあるのか?
 →生態系に影響を与えたのか?植物は病んでいるのか?
 →人間はここの土に触って良いのか?
 →今後の自然環境と人間活動との共生の方策は?

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