珠玉のオリジナル・アレンジ曲集


  必殺仕事人 

TV時代劇「必殺仕事人」のテーマとバッハの「トッカータとフーガ ニ短調」をミックスした曲。曲の出だしがそっくりということで、チョット・ベーカー・横田が無理矢理外科手術をしてしまった。おかげでCla.Saxは大忙し。512Kバイトの大きなファイル。しかし、電話代をかけても聴く価値はある。


  短蝶(たんてふ) 

「蝶々」の「ちょうちょう」たる由縁は、「長調」つまりメジャーであるから。しからば、これをマイナー(短調)にすると「短蝶」になるはず、という理屈でできた曲だが、現実には「ちょうちょう」をマイナーでやっているだけ。丸亀ユニオンお得意のクラリネット・ギター二重奏。披露宴のとき、この編成で「母さんの歌」をやると泣けてくる。これも438Kの大きなファイル。

という解説を勝手に入れたところアレンジャーのチョット・ベーカー・横田さんからお叱りを受けたので紹介いたします。

 あれは、単に「蝶々」をマイナーにしただけでなく、「3拍子」にしてあります。イメージとしては、「タイガーマスク」のエンディングテーマ「みなしごのバラード」をイメージして作られたものです。「マイナー3拍子」と言うのは、「美しき天然」に代表されるように、奥が深く、日本人の心に訴えかける「何か(Something)」があると、ユニオンでは解釈しています。

おぉ、そういえば3拍子だ!


  七夕さま

中国では昔、奇数を「陽」、偶数を「陰」とし、奇数が2つ続く日(たとえば1月1日、5月5 日など)を「重陽の節句」として祝う習慣があった。これは、「重陽の節句」シリーズから7 月7日を取り上げたもの。7といえば、西洋では「ラッキー7」といってもてはやされる。 それでは、めでたいことのついでに、日本流に三三七拍子にあわせて7拍子でやってしまおう という発想で生まれたのがこの曲。


   ラジオ体操第1

「重陽の節句」シリーズでねた切れを起こし、苦し紛れに「まぁいいだろう。」と入れた曲。 10月10日は、偶数2つなので本当は「重陽の節句」には当たらないが、堅いことはいわな いでほしい。ところで、10月10日といえば、体育の日。体育の日といえば、これがなけれ ば始まらない。器用な方は音楽に合わせて踊っていただきたい。


   セレソロー・サスケ

アニメのヒーロー特集で取り上げた曲。期待どおり「セレソローサ」と「サスケ」をいっしょ にしたもの。いかにも丸亀ユニオンらしい“タイトル”だと評判だった。


  甲子園の恋人たち

丸亀ユニオン結成当時にアレンジされた「つぎはぎもの」の定番。早い話しが「巨人の星」 と「白い恋人たち」をつぎはぎにしたもの。モチーフがなんとなく似ているということになっ ている。この録音は、95年録音の新バージョンで、高校野球でおなじみの「コンバットマー チ」をさらに絡ませた。


  ウルトラマン・ボ

上記2曲と同様、「帰ってきたウルトラコンサート」(‘95)第2部の演奏。司会の中井今 日子さんから「みえみえバレバレ。これならミラーマンでもガッチャマンでも何でもできるじ ゃないですか。」とありがたいコメントをいただいた。


  宇宙戦艦ルパン

つぎはぎものの最高傑作。読んだとおりの構成。アンケートに「後から楽譜を送ってほしい。」 というのがあった。


  巨人のマスク

音階なんて高々12しかないのだから、似たような曲ができるのは必然。お風呂で鼻歌を歌って いると、いつの間にか別の曲になっていたという経験はおありだろう。この曲はその典型。と はいうものの、こんな複雑なまちがい方、音楽の先生くらいじゃないとできない。


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