ラテンなヒーローたち
丸亀ユニオンのパンマス、Chot
Baker横田こと横田直之さんは、この日、アニメもの新作5曲を発表。従来のくすくす笑いから一歩進み、Aメロで拍手を取ることに成功(必殺!サザエさん)。氏のアレンジ術は円熟の域に入ってきた。
●ピピピの鬼太郎
「ピンク・パンサー」と「ゲゲゲの鬼太郎」のつぎはぎ進行。オットー・ボッケーリンク・吉田がバリサクソロデビューを果たした。計画段階では「ピンクの鬼太郎」としていたが、横田さんの発案で「ピピピ」に変更したところ、本番で、MC中井さんから「ピンクの鬼太郎としないところが小賢しい」というコメントを引き出した。(小がつくと誉め言葉ではないが...)これは、氏にとっては、うれしくてたまらないはずだ。
●ルンバ3世
「ルパン」ではなくて「ルンバ」。コセ・ロドリゲスさんの発案による。いもうとちゃんの出演を期待していたにもかかわらず、Eric宮脇こと裕子ネェチャンがコンガを叩いてしまった。「タブー」「」ルパン3世」「ベサメ・ムーチョ」が被ったり、入れ替わったりしながら進行する。
●必殺!サザエさん
当初、「おまけ」で演奏しようとしていた曲が、最もできのいい曲になってしまった。その名のとおり「必殺!仕事人」と
「サザエさん」の合体。Oirawa Drummer 大井が刻む仕事人風のリズムのうえに、マイナーのサザエさんを重ねた。なぜ、Aメロで拍手がきたのか未だにわからない。
●アタック・ナンバー5
アンパン・ペッパー・藤村の発案。「アタック・ナンバー1」と「マンボ・ナンバー5」の同時演奏。「1を5にするくらい簡単なもんよ」と注文をつけたが、チョット・ペーカー横田さんは、メジャーとマイナーの壁、原曲のテンポの違いに随分と悩んだという。
しかし、最終的には、「レシーブ、トスッ!トトトスッ」など随所に無理をしながらもつないでしまった。拍手!