あなた
 
〜小坂  明子〜
 

  
 
 もしも 私が 家を 建てたなら
小さな家を建てたでしょう
大きな窓と 小さなドアと
部屋には 古い 暖炉があるのよ
真っ赤なバラと白いパンジー
小犬の横には あなた
あなた
 
昭和 49年のヒット曲。  

阿久悠さんはこういう。  

れで、ああ日本の男性も、とうとうバラとパンジーと小犬と  
同格になってしまったか  
誰も気づかなかったけれど、これはその後の男性の立場の矮小化を暗示していた  

世の中の若者が支持するものが、  
才能の方向に傾いてきていることに衝撃を感じた  
   
果たして、小坂明子に才能などあるのだろうか?  
この曲ほど貧相な歌詞はないと思う。  
   
いわゆる中流志向の西洋かぶれ。  
「こうだったらいいな、いいな」というだけのしょーもない内容。  
何の情念も想いも感じられない。  
アンパンにとってはゲゲゲの鬼太郎なのだ!