本番ちょっと失敗!
ごめんなさいシーン


 コード進行と何の関係もない音を出してしまった、有名なメロディーを変えてしまった、テンポを無視してしまった、Hiテンションの“間”…など生々しいシーンをお聴きいただきます。(とりあえず少しだけ)


 曲の順番をまちがってしまった

 本番で司会者が曲の順番をまちがうこともたまにはある。そういうときバンドマンたちは、こっそり楽譜を入れ替えて、何食わぬ顔をして紹介された曲を演奏するものだが、楽譜を入れ替えたあとで司会者がまちがいに気がついて訂正したりすると実はたいへんなことになる。「次の曲をやった後、バンドコールにしましょう。」と取り仕切ったまではよかったのだが、音出し直前になって司会者の気が変わってしまった。その結果、楽譜なし、パッカーションの準備なしでカウントが入るはめに……。この続きは、飯山パノラママンボイズバンドコール

わざと喜ばせてくれた人  中井さん


 犬にしかわからない音を聴かせた

 人間の可聴音は確か20000Hzまでだったと思う。本人たちは、手にして1ヶ月そこらのフルートで確かにメロを吹いたと言い張っているのだが、誰もその音を聴いてはいない。曲は「マイアミ・ビーチ・ルンバ」。

わざと喜ばせてくれた人  ナオミ・キャンベル&Danball Addarley


 力まかせに巻いた

 人の音を聴くのはアンサンブルの基本。とはいうものの、世の中には身勝手な人もいるものである。ここでは突然走り出した人と何とかそれに合わせようとするバンドメンバーとの壮絶な闘いの様子をお聴きいただきたい。曲は、懐かしの「キーハンターのテーマ」。

わざと喜ばせてくれた人  アンパン・ペッパー


 最初にこけてしまった

 我々に指揮者はいない。そこで、ふつうはDRUMSのカウントでテンポと頭を意識しているわけだが、2人のアンサンブルとなると、目と目をみつめあい、微妙な楽器の動きでタイミングを取るのが一般的。もし、たまたまそこらへんがうまくいかないと……。丸亀ユニオンメンバー心得に従い「おもしろい楽器の演奏方法」を紹介したシーンから「救急車の音」。

わざと喜ばせてくれた人  Chot&Alchu-no


 見てはいけなかった

 もはや定番ともいえる「ラジオ体操第1」。ウレンミラー・岩崎が「ラジオ体操」をしながら指揮をすることになっていたのだが、本番まで本人は恥ずかしがって踊らなかった。で、そのまま本番を迎えると……。

わざと喜ばせてくれた人  テンポ:ウレンミラー・岩崎
                 音はずし:アンパン・ペッパー


 運命の一押し

 丸亀ユニオン音楽教養講座のワンシーン。「ご存じベートーべンの「運命」の楽譜にはこう記されている。運命はかくの如く扉を叩き・・・」というMCの後、おおまじめに演奏して、最後に「ピンポーン」でガクッとこけさせようというストーリーだった。が、しかし・・・”運命”とはこんなもの。

わざと喜ばせてくれた人  Nobuko Saitou &サンタ大石


 半音進行の運命

 前曲と同じく丸亀ユニオン音楽教養講座のワンシーン。ベースラインをよくお聴きいただきたい。ジャジャジャジャーンの後の“のばし”のところで、まさかと思うのだが、ベースが半音でズルズル上がっていく。本人の弁解によると「暗くて見えなかった。」ということだが、そんなはずはない。ビデオで確認すると「全照明」の状態だった。

わざと喜ばせてくれた人  Pom Carter 岩田


 おっと!5拍子だった

 ‘97「雪だるま」式コンサートの「ロック特集」の一場面。通常この類の音楽は4拍子だが、「スパイ大作戦」のテーマは5拍子。当然前カウントも5拍ある。うっかりしていると1拍食うことに…。

わざと喜ばせてくれた人  トミー・ドーシタ・平尾


 歌のない歌謡曲

 コンサート数日前、チョット・ベーカー・横田からテープと歌詞を渡された。初めて聴く曲だった。彼はうちわをカンニングぺーパーにした。歌詞対策は万全であった。しかし、メロのことまで考える余裕はなかった。意を決してデビューした日の苦い思い出。

わざと喜ばせてくれた人  ウレン・ミラー・岩崎


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