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ちょっとしたニュースなのですがCNETが"Web users bypassing portals for specialty sites."と伝えています。かつて2桁成長を続けていたポータルサイトのユーザーですが、ここに来て5%の伸びに止まったとことを USA Today のレポートとしてCNET伝えています。 "Though use of the Internet grew last month, visits to portals remained at about the same level as the month before and increased by only 5 percent from March to May, compared to double-digit growth a year ago, USA Today reported, citing data from Nielsen/NetRatings" USA Today でオリジナルの情報を見ようと思ったのですが、探し方が足りなかったのか、残念ながら見つけることができませんでした。 CNETは、インターネットアナリストの言葉として、この傾向がポータルサイトの広告収入に影響を与えると予想していますが、そのような具体的な形で直ちに影響を与えるかはわかりません。しかし、別の調査でも米国のテレビの3大ネットワークを見る人は視聴者の85%であるのに対して、インターネットユーザーの17%しかポータルサイトを利用しないことが昨年のはじめにすでに指摘されていました。また、ポータルサイトを文字通り「玄関」として、サーチエンジン・ディレクトリサービスを中心とした電話帳的機能という理解がユーザーのイメージのあいだでも未だに根強いのでしょう。ポータルサイトは電話帳であって、そこで専門サイトと出会ってしまえば、日常的にはアクセスしません。 むろん、サーチエンジンを核としてポータルサイトを展開する戦略はすでに過去のもので、現在ではニュースをはじめとする各種の情報を集積し、ショッピング・ゲーム・ソフトウェアなどを充実するほか、ユーザーごとのカスタマイズも可能にするなど一種の real estate を目指す戦略がごく普通になっています。しかし、それでもこういう調査が出てしまうわけです。 これは、ひとつの変化の兆しかもしれません。現在のスタイルのインターネットが普及の時期から実用の時期に向かいつつあるのであって、その結果入り口としてのポータルサイトの比重が低下しているのでしょう。そうだとすれば、この変化をどのように分析し、どこにどのような商品を投入していくかを考えることが必要になるかもしれません。 ポータルサイトを一種の不動産とみて作り上げてきた戦略にどのような新しいコンセプトを盛り込むか? あるいはいかにそこから離れるか? 激しい競争の中で鋭い商品センスが求められていると思います。 |