題名からすると日本語(学)と関わりそうな本

東海林さだお『アイウエオの陰謀』文春文庫
表題作は「アイウエオ」を題材にしたへんちき論。「広辞苑の隣人」もあり。
山下洋輔『音がなければ夜は明けない』光文社 1984.7
西江雅之「ことばから音をきく」など。
森瑤子・堀池秀人『男語おんな語翻訳指南』光文社文庫
ことばの話ではなさそう。
伊東玄二郎『言葉は躍る』かまくら春秋社
対談(荒川洋治、EPO、清水哲男、白石かずこ、田村隆一、中井貴恵、ねじめ正一、堀口すみれ子、黛まどか、宮崎緑)
石川欣一『大阪辯』(S14.5.5初版)S14.8.10六版による。創元社。
随筆集。巻頭の「大阪辯」のみが言葉に関するもの。マムシ(鰻)、ヒル(家鴨)、ヒシ混同、ザダラ混同(この山に入るべからる)など。石川欣一氏は1895.3.17-1959.8.4 ジャーナリスト
阿刀田高『ことばの博物館』旺文社文庫
ことわざなどからの連想随筆集
小説類
豊田有恒『くたばれ敬語』
表題の短編あり。
豊田有恒『ビバ日本語』
表題の短編あり。「姓名コンサルタント」も。
吉村 達也『小樽「古代文字」の殺人』光文社文庫
「小樽の人よ」「石狩挽歌」にも歌われる「古代文字」
邦光 史郎『幻の古代文字』 徳間文庫
宗田理『秘文字で書かれた殺人調書』角川文庫
古代津軽文字。『船絵馬殺人事件』の改題。
井沢 元彦『猿丸幻視行』 講談社文庫
いろは歌の暗号
神林長平『言葉使い師』ハヤカワ文庫JA
「言語活動が禁止されている無言世界を舞台に」
草野唯雄『アイウエオ殺人事件』光文社文庫
殺された人の頭字が「あいう……」。
松殿 典子『エンサイクロペディア・オデッセイ〈1〉辞書の王国』 角川スニーカー文庫
松殿 典子『エンサイクロペディア・オデッセイ〈2〉辞書の暴虐』 角川スニーカー文庫
石川喬司『世界から言葉を引けば』河出書房新社1978.11
表題の短編あり。
小島信夫「吃音学院」
詩集
木村 迪夫『いろはにほへとちりぬるを』書肆山田 (2002/10)
まどみちお『にほんごにこにこ』理論社(1994/2)