ユーノス100

 これまたレアな車が登場した。ファミリア アスティナの兄弟車、ユーノス100である。





 5チャネル体制では、各チャネルに投入する車の頭数をそろえるために、さまざまな兄弟車が生み出された。ペルソナとユーノス300というふうに「そっくりだが、よく見たら違う」というレベルの物から、「間違い探し」レベルの兄弟車まで様々である。このユーノス100は間違い探しレベルだ。アスティナとの違いは、ランプのレンズに黒い横筋が入っていること。他にも微妙な違いはあるが、言われないと絶対に気がつかない。アスティナとユーノス100を比べて、ユーノス100じゃないとダメと思って買った人は、どのくらいいたのだろう。アスティナとユーノス100を価格競合させ、安くなった方を買ったという人ばかりではなかっただろうか? そう考えると、ユーノスブランドに存在してはいけない車だったのではないかと思う。



 今回はこれでおしまい。次回は講演会の様子を紹介していく。