8Cと13Bの比較、その2

 ロータリーなど大物部品に目がいってしまうが、小物部品も重要だ。



 左が8C。アペックスシールが入る溝が少しだけ大きい事がわかるだろうか。



 エキセントリックシャフト。恐らく、形状的に最も違う部品では?



 概要を見てきたところで、8Cのカットモデルを見ていこう。カットモデルといっても、ローターハウジングをカットすることなくごっそり外したモデルである。



 特徴的なのは、ローターの燃焼室。この凹みで局所的に着火して、その後に火炎がいい感じで伸びていって、効率的に運動エネルギーに変わってちょうーだい、と言っているかのような形状だ。



 今までレンジエクステンダー本体を見てきたが、次頁では、エンジンと発電機が一緒になったレンジエクステンダーユニットを見ていく。