まとめ

 消火性能や安全性を以下のようにまとめる。こう見ると、自作の二酸化炭素消火器の性能が一番高い。



   消防RESCUE   消防RESCUEもどき   自転車のインフレーター   自作二酸化炭素消火器 
 二酸化炭素量 (g)   64   64   16   64 
 消火性能   低い   そこそこ   低い   高い 
 ボンベ破裂の可能性   ない   ある   高い   ない 




 二酸化炭素消火器は、次のように車載するのが望ましいのではないか。これは走行会での使用シーンを想定している。

 1.本物の車載用二酸化炭素消火器を常設車載する。
 2.予備として、自作の二酸化炭素消火器を走行会開始前に車載する。
   複数本の車載がいいかも。
 3.自作の二酸化炭素消火器の噴射口にホースを繋ぎ、ホースの先をエキマニなどに近づけておく。
   複数本車載の場合は、ホースの先の向きをいろいろな方向に分散させるほうがいいかも。
 4.万一の際、自作の二酸化炭素消火器を作動させ、極初期消火を行う。
 5.極初期消火を行っている間に、本物の車載用二酸化炭素消火器をはずし、車外へ出る。
 6.本物の車載用二酸化炭素消火器で初期消火を行う。
 7.コースに設置してある消火器で、消火を行う。


 二酸化炭素消火器の話はこれでおしまい。大本命である消防RESCUEの消火性能がかなり低いことがわかっただけでも幸いか。