自転車のインフレーターによる消火実験

 これは二酸化炭素カートリッジを使った自転車の空気注ぎのことである。大量に出回っており、最も入手しやすい。写真左がそのインフレーター。消棒レスキュー等に比べるとかなり小さい。



 それもそのはず、二酸化炭素が16gしか入っていないのだ。消棒レスキューはというと、4倍の64g入っている。



 サイズはこんな感じ。



 インフレーターの頭の部分。



 裏から見ると中心部に突起があり、その突起がカートリッジに穴を開けることで二酸化炭素が噴出するようになっている。この仕組み自体は消棒レスキューと同じである。



 さて、これを使って固形燃料3つを消火してみる。



 消えるには消えた。噴射の勢いも強いのだが、噴射時間が短すぎる感がある。最も入手しやすいものの、消火器としてはイマイチ。


 次頁では、自作の二酸化炭素消火器の検討を行う。