本物の消棒RESCUEによる消火実験
やってみた。但し書きをすると、ここで使用した本物の消棒RESCUEは、次頁以降で紹介する再生品である。が、再生品も新品も性能は変わらない。
消火するのはツナ缶6ヶに入れたエンジンオイル。消棒RESCUEもどきを使った実験では、消火できたりできなかったりする「限界値」だ。
結果は全然消えない。しかも噴射の音が弱々しい。また火柱が大きくなる場面すらある。なお火柱が上がる原因は、噴射速度が遅すぎることで周囲の空気を巻き込んだためと考えられる。
消棒RESCUEの注意書きには、天ぷら油火災には適応できないと書かれている。なのでエンジンオイルが消火できないからといって責めることはできない。が、消棒RESCUEもどきでは消火できる。だから釈然としない。
また、消棒レスキューの商品紹介動画と明らかに様子が異なる。ますます釈然としない。
消棒レスキューは、スバル、三菱、いすゞ、ホンダで純正オプション採用されているとのことだ。が、これらの自動車メーカーはサプライヤの言うことを鵜呑みにしているだけで、消火実験を自ら実施せずに純正採用したとしか思えない。
消棒RESCUEの実力を把握した上で、次頁からは再生を行う。