ガソリンに対する消火性能

 ツナ缶に、ガソリンを入れて火をつけた。今回試した可燃物の中で、最も引火点が低い。

 ツナ缶1つの場合。



 過去の3つと比べて、明らかに消えにくかった。映像ではわかりにくいが、火柱の様子も他の3つとは異なっていたのでこれ以上は危険と判断し、ツナ缶1つで実験を終えた。

 単なる感触でしかないが、こぼれたエンジンオイルに引火もしくは発火した場合は、初期段階であれば消せる可能性はあるかなあと思うが、ガソリンに引火もしくは発火したら消火は無理で、もう逃げるしかない感じがする。

 今回はこれでおしまい。次回は、AZ−1の車室内やエンジンルームで出火した場合、消棒RESCUEもどきで消火できるかどうかを検証する。そしていよいよ、本物の消棒RESCUEを用いての消火デモンストレーションの様子もお伝えする。