卒論タイトル一覧

 僕のゼミの過去の卒論のテーマを紹介します。

 各大学のカリキュラムを見ればどんな教育をその大学のその学科で受けることが出来るかがわかります。
 例えば、福祉学科にしようか心理学科にしようか希望学科を悩んでいるような人はカリキュラムを見ることで希望学科がはっきりしてくるのではないでしょうか。

 実はそれと同じように卒論も進学のことを考えるのに役に立つのです。

(一般に入学後のゼミ選びに役立つのは当然ですが、学部学科を知るのにも役立つと思うのです。)


 なぜなら、卒論は四年間の総仕上げですから、どのような授業を学ぶことが出来るかではなく、どのようなことに関心をもって四年間を過ごした学生がいるのかが分かるからです。

例えば、同じ児童を卒論のテーマにしても、心理学科と教育学科と福祉学科では全く違う内容になるでしょう。それが、ある程度卒論のタイトルから伺えるのです。

 受験生の人たちには、その大学のその学科でどんなテーマに関心をもっている人がいるのかについての参考になりますし、今大学生の人にはどんな卒論を書くかの参考になるのではないでしょうか。


2011年春卒小山ゼミ

「生活保護制度における自立とソーシャルワークの視点」  キーワード生活保護制度,ケースワーク,自立
「子育てを取り巻く環境の変化と子育てニーズへの対応」 キーワード親のニーズ,子育て支援,当事者主体・住民主体
「被害者遺族支援について」 キーワード死別,遺族支援,二次被害



2010年小山ゼミ卒論

『高齢者の社会的孤立を防ぐために―地域のつながりに焦点を当てて―』
『高齢者介護―よりよい介護のあり方とは―』
『高齢者の生きがいのあるライフスタイルの確立―施設レクリエーションの実態―』
『高齢者のよりよい介護を目指して―在宅生活を中心に―』
『在宅介護を行う家族への支援―高齢社会の現状と課題―』
『高齢者福祉施設の小規模化における認知症ケア―特別養護老人ホームとグループホームでのケアを例に―』
『障害者への就労支援―一般就労に向けて―』
『障害者はどのように生きてきたか』
『障害をもつ子どもを抱える家族支援―よりよい家族支援を築くために―』
『発達障害児の成長を支えるために―切れ目のない支援のあり方について―』
『障害児の自立生活における余暇支援の重要性―自閉症児を中心に―』
『児童虐待を行った保護者に対する援助』
『児童虐待―虐待家庭への支援のあり方―』
『非行少年への社会福祉支援』
『居場所としてのアダルトチルドレン』
『アルコール依存症の社会復帰を目指して』
『生活保護制度における就労支援の現状とこれから−生活保護自立支援プログラムを活用して―』

2009年小山ゼミ卒論

『自己決定を支えるソーシャルワーク―医療福祉分野における自己決定を捉え直す―』
『延命治療においての患者の自己決定』
『児童養護における社会的養護の在り方―家庭的養護普及を目指して−』
『児童養護施設のこれからを考える―子ども達を守るためにできること―』
『里親養育から見る児童養護の可能性−個別ケアに重点を置いた児童養護―』
『児童虐待について―多面的な視点から見る仕組み―』
『留守家庭児童の支援体制に関する一考察―学童保育を中心して―』
『子どもの発達と子育て支援』
『少子化社会の考察―安心して出産・子育てができる環境作り―』
『発達障害とともに生きる』
『知的障害児とその家族を支える社会を考える』
『障害者の社会参加のサポートと家族の支援』
『精神障害者を助けるために−社会福祉視点からのアプローチ―』
『精神障害者の地域生活支援―就労支援を中心に―』
『負の世代間連鎖を断ち切るために』
『地域で支える認知症高齢者の生活―ニーズから捉える社会的サポート―』
『一人暮らし高齢者と地域社会―孤独死を中心に考える―』
『現代日本における地域コミュニティの構築とその方法論』
『コミュニティ・ディベロップメントの歴史的展開から学ぶ―これからの国際社会福祉−』


2008年小山ゼミ卒論

『子ども達の生命を守るために私たちができること―現代社会における課題と対応策を考える―』
『児童の社会的養護―里親と施設養護から考えるより良い養護のあり方―』
『児童養護施設の現状と課題』
『ひとり親家庭の現状と課題―母子家庭を中心に―』
『学校×地域の福祉教育をめざして』
『しょうがい児家族支援のあり方に関する一考察―子どもの障害判明直後から就学前に焦点を当てて―』
『障害児を取り巻く様々な現状と問題点』
『軽度発達障害をめぐる現状と福祉的支援』
『要介護高齢者と同居する介護家族への支援』
『高齢社会における介護問題―高齢者虐待を防ぐ―』
『高齢者の在宅生活を支える―一人暮らしを中心に―


2007年小山ゼミ卒論

『あなたの決定を支える為に必要なこと』
『ホスピスにおけるソーシャルワーカーの役割―在宅ホスピスを中心に―』
『障がい者雇用―障がい者トライアル雇用を中心に企業の社会的責任を考える―』
『肢体不自由者の生活形態の決定に際して考慮すべき事柄について』
『障害をもつ子をかかえた家族への援助について考える』
『軽度発達障害を抱えながら生きる―適切な福祉的支援を考える―』
『児童養護施設の援助のあり方について』
『児童虐待 支援に向けての考察』
『虐待家庭における家族の再統合に向けて―福祉的な視点から考える―』


2006年小山ゼミ卒論

『少子化社会の子育て支援―子どもを安心して育てられる社会のために―』『子どもたちへの福祉教育実践について―子どもの「豊かな福祉観」を育むために―』『子どもの最善の利益を考慮した養育環境を保証していくには』『児童養護施設の現状と新しい施設形態への展開』『これからの障害者福祉―身体障害者に焦点をあてて―』『知的障害者福祉分野における脱施設化政策についての一考察』『障害者スポーツについて』『生と死―生きるということ死ぬということ―』『高齢者ターミナルケアのこれから』『高齢者の在宅福祉について―在宅福祉の充実に向けて―』『介護ビジネスの行方』
『ユニットケアについて』『在宅福祉施設の現状と課題―本当の意味で地域に根ざした施設―』『ソーシャルワーカー及び医療ソーシャルワーカーの業務とその倫理綱領から小児医療ソーシャルワークを捉えなおす』『現代社会におけるボランティア活動』『性別役割からの解放―家庭内から社会へ−』『NPOとしての社会起業家』『開発途上国の貧困問題におけるNGOの可能性』『貧困問題解決に向けて―アフリカを中心に貧困問題を考える―』『循環型社会・持続可能な社会の形成に向けて』『平和学―未来の希望を創る―』

2005年度小山ゼミ卒論

『児童虐待と家族―子どもと親の心のケア―』『地域の中での児童養護』『孤立が招く問題―児童問題を中心に―』『児童虐待対策のこれから』『子どもと家族―少年非行を中心に―』『就学前知的障害児の保育と家族援助』『障害児教育―地域の中でともに学ぶために―』『障害者と地域生活―知的障害者の生活支援を中心に―』『知的障害者の生と性』『障害受容の可能性に向けて』『高齢社会における痴呆性老人の支援について―痴呆性老人が住みよい社会を目指して―』『高齢者と家族―介護の社会化の中の家族―』『高齢者を地域で支える―福祉ミックス論の視点から―』『少子化を乗り越えるために―仕事と子育ての両立をめざして―』『ドメスティック・バイオレンス―その実態と求められる支援のあり方―』『生と死―終末期における自己決定―』『社会的入院をしている精神障害者の退院を目指して―精神科医療におけるソーシャルワーカーの果たす役割−』『シルバーサービス―福祉産業としての可能性と限界―』

2004年度小山ゼミ卒論

『退院計画に関する一考察―クリティカルパスとソーシャルワーカーの役割―』『児童虐待と家族―家族再統合を目指して―』『少年非行―被害者遺族の視点と加害少年の立ち直りのために―』『家族のあり方と福祉の関わり―児童福祉の視点から―』『幼保一元化』『我が国の就労と育児の両立支援のあり方』『老年期の喪失体験』『痴呆性高齢者の実態からの援助を考える―在宅生活を中心としたアプローチ―』『参加型の長寿福祉社会に向けて―はりあいのある高齢期を生きるために―』『共生社会を目指して―教育からのアプローチ―』『障害者への偏見を考える―障害児教育を通して―』『障害者入所施設の今後のあるべき役割―脱施設化論とのかかわりの中で―』『身体障害者の自立』『自立生活から見た障害者の自立とは―身体障害者を中心とした考察―』『中途障害者に対するリハビリテーションにおけるソーシャルワーク―地域におけるソーシャルワークに移行する過程を中心に―』『精神障害者の地域生活の促進』『精神障害者の社会復帰』『我が国における社会保障制度の行方―国民に安心を与える制度の再編をめざして―』

2003年度小山ゼミ卒論

『ボランティアのメンタリティ分析による今後のボランティアのあるべき姿』『対人援助を支えるコミュニケーション理論』『医療現場におけるソーシャルワーク』『病院ボランティア―患者に優しい病院を目指して―』『退院援助における医療ソーシャルワーカーの役割と患者の自己決定について』『日本のケアマネジメントに関する考察』『ホームレスの現状における社会保障制度の課題とソーシャルワークの可能性―大阪・釜ヶ先の事例を中心に―』『地域福祉推進における民生委員制度の意味と課題』『子ども虐待―早期発見に向けて―』『子どもへの性的虐待』『少年非行』『家族の自立と自己実現を目指して―精神障害者家族支援の考察と課題―』『知的障害児への援助を考える』『障害者の自立と性について』

2002年度小山ゼミ卒論

『児童虐待の現状と援助』『児童虐待―より良い援助のために―』『障害児(者)とその家族への援助のあり方について』『障害者におけるスポーツの可能性について』『障害をもつ人の雇用と就労』『障害者の人権について―障害者のいのちを考える―』『精神障害者の地域生活支援』『精神障害者への偏見・スティグマ―今求められるソーシャルワーク援助―』『高齢者の住環境を考える―QOL向上に向けての住環境整備―』『ノーマライゼーション―インクルーシブな社会を目指して―』『充実した"死"を迎えるためのターミナルケア』『ケアの本質―ホスピスケアを通しての考察―』『豊かな家族を目指してーアルコール問題家族から共依存症のサポートを考えるー』『女性の人権―女性をとりまく環境を中心に―』

2001年度小山ゼミ卒論

『ヒューマン・サービス従事者におけるバーンアウトの現状と課題―医療福祉分野を中心に―』『ターミナルケアにおける患者の尊厳について』『医療と子どもたち』『児童の学校生活をサポートする―スクールソーシャルワークの必要性について―』『児童養護施設における援助のあり方について』『少年非行―現状と対策―』『豊かに生きる―現在の障害児とその家族に対する具体的援助―』『知的障害をもつ人のノーマルな生活の実現にむけて―遅れを招く環境を作らないために―』『障害者の雇用と就労―障害者雇用施策の現状と課題―』『精神障害者への就労支援』『高齢者・障害者の権利擁護実現を目指して』『高齢者虐待―家庭内虐待を中心に―』『老人ホームにおける豊かな生活を目指して―被服の役割を考える―』『生み育てやすい社会を目指して―地域で行うサポート―』『地域における子育てと子育て支援』『ひとり親家庭支援の充実を目指して―父子家庭を中心にみる―』『21世紀の男女のパートナーシップとは―法律婚・非法律婚から―』

2000年度小山ゼミ卒論

『社会福祉専門職に関する一考察』『児童虐待の現状とその予防』『里親制度について−その現状と課題を中心に−』『子どもが育つ場所にとって求められること−子どもにとっての愛情の必要性−』『少年非行について』『スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカー』『知的障害者の雇用と就労』『障害者の雇用と就労−知的障害者を中心とした考察−』『脱施設化時代の社会福祉施設−重症心身障害児者、知的障害児者の視点からの考察−』『介護保険制度導入による介護サービスの変化』『高齢者のプライバシーを守るために特別養護老人ホームはどうあるべきか−スウェーデンの入居高齢者福祉施設を例に−』『グループホーム・ケアについての考察−痴呆性老人が安心して生活できる場所を求めて−』『ボランティア活動の可能性−選択肢の一つとしてボランティア活動を広めるためには−』

99年

『燃え尽き症候群(Burnout Syndrome)及びその対応策に関する一考察−高齢者福祉分野を例として−』『ソーシャルワーク実践向上のためのスーパービジョン研究』『児童虐待に関する一考察−その要因と援助を中心に−』『非行少年の更生の芽を地域で育てる』『少子化社会−多様性が認められる社会へ−』『少子化時代の到来と現代女性の就業についての一考察』『現代家庭における父親の存在』『多様化する家族−新しい生き方を支える社会−』『障害児(者)とその家族への社会的援助の現状と課題について』『障害者雇用問題の中で共同作業所が果たす役割』『北欧の高齢者福祉から学ぶ』『高齢者の権利擁護に向けて−社会福祉に求められる取り組み−』『アダルト・チルドレン−生き生きした自分を取り戻すために』『摂食障害に関する一考察』『シルバービジネス』

98年

『児童虐待−虐待によって生じる問題とその対応に関する考察−』『育児における夫婦参加の意義と役割』『少年法改正を唱える前に』『家族と暴力−その実態と福祉の役割−』『就労と育児の両立を目指して』『高齢社会 あなたはどこにすむ』『要介護高齢者の介護について−在宅福祉サービスの視点から−』『知的障害をもつ人々の社会参加−就労とそれを支える地域援助−』『障害児教育−ノーマライゼーションの理念に基づいた教育−』『日本におけるターミナル・ケアのあり方』『音楽療法』『企業内福祉の特性と再編へ向かって』

97年

『日本における外国人差別について』『いじめに関する一考察−子ども・教師・家庭 それぞれの立場を理解する−』『これからの日本における福祉教育の在り方』『養護施設の現状と将来について』『知的障害児教育について』『中途障害者の受容』『痴呆性老人と介護の社会化についての一考察』『死の考察』『医療ソーシャルワークにおける援助者と権威に関する一考察』『在宅サービスの展開』『ホームヘルプ制度の現状と課題−これからのホームヘルプサービスについての一考察−』『企業の社会的責任 フィランソロピー−社会福祉の世界と企業の世界にあるフィランソロピーということばについて−』『不登校−現代の子どもの居場所を求めて−』『児童虐待に関する一考察−援助のシステム化、ネットワーキングの視点から−』『誕生間もないセルフヘルプグループにかかわって−その課題と可能性へのアプローチ−』

96年

「環境人間−15年戦争を考える−」「抹殺される人たち−障害をもつ人ともたない人の真の共存を目指して−」「地域に暮らす要介護高齢者の基本的人権を守るために」「子どもの性的虐待について」「子どもの権利思想の発展のために−『子どもの権利条約』が意味するもの−」「人間の深層にひそむもの−私たちは何をめざすのか−」「高齢社会は経済を生かす」「痴呆性老人に対する心理学的なアプローチについて」「現代の『幸せ』づくりに福祉が貢献するために−二つの心理学理論の紹介とその導入の提案−」「女性と日本語」

95年(同志社大学の小山ゼミの一期生の学年です)

「地域精神医療の視点とPSWの実践」「ターミナルケアにおける医療ソーシャルワーカーの役割」
 「ソーシャルワークの基礎的考察」「現代日本の児童問題と『日本的』学校ソーシャルワークの展開に関する一考察」「養護高齢児の自立援助について」「一人親世帯の福祉−その現状と課題について−」「乳児と愛着−ホスピタリズムを通して」「子育てに見る親子関係−親と子、この不確実な関係−」「揺れ動く現代家族」「女子の性非行問題について」「家族という視点からみた児童福祉−行政機関の取り組みについて−」「現代青少年非行問題」「『スポーツ的遊び』から『遊び的スポーツへ』−障害スポーツは現在の伝統的遊びになり得るか−」「共に生きるために共に育つ−差異を認めあえる社会を目指して−」「ノーマリゼーションについての考察−生命の平等感を求めるために−」「共に生きる社会を目指して−障害者の視点から学ぶこと−」「家族の一員としての高齢者をめぐって」「高齢者の援助に対しての一考察−老人の理解を基礎に」「社会福祉の固有の視点に関する一考察−岡村社会福祉理論の検討を通して」「ボランティア論−今日的課題にみるもの−」

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