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書名:Conversations with Wilder
著者:Cameron CroweISBN :0-375-40660-3
出版社:Knopf
価格:U$35.00
出版年:1999
<内容>
『エージェント』等で日本でも名前が知られ始めたキャメロン・クロウ監督が、98年春にビリー・ワイルダーに行ったロング・インタビューをまとめたもの。本文は9つの章からなり、巻末にフィルモグラフィ、エピソード集、映画タイトル索引、索引がついている。内容は、文字通りワイルダーの語りである。特に年代を追っていくのでなく、ワイルダーが思いつくままに話していくのを、クロウがフォローしている。例えば、第一章の見出しは「ジャック・レモンとキューカー」「『お熱いのがお好き』のラストシーン」「スピルバーグとキューブリック」「マリリン・モンロー」といった具合で、順不同といった感がある。
サイズは20×25センチで、本文が330ページ(索引、フィルモグラフィ除く)。見開きで3〜4点の写真(全部白黒)を載せ、厚手で光沢のある上質な紙を使用。初版は99年11月だが、好評だったとみえ、12月には早くも第二版が出ている。写真に現場スナップが多く使われている点は評価できるが、一部ビデオからのブローアップがあるのがいただけない。
全373ページ。推奨。
<入手先>
2000年11月、LAのBrentano'sで、35ドル(税前)で購入。
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2000年11月7日作成