海外図書紹介
『グルーチョ、ハーポ、チコ、
そして時々ゼッポ』書籍名:Groucho, Harpo, Chico and som'times Zeppo
著者名:Joe Adamson
ISBN :671-80365-4-250
出版社:Pocket Books
価 格:$5.95(古本屋)
出版年:1976
<内容>
マルクス兄弟の生誕から『ラブ・ハッピー』の頃までを描いた伝記。ハーポ未亡人など10数名へのインタビューや映画シナリオ、関連記事や書籍を元にしている。舞台や映画にはそれぞれ作品ごとに1章を費やしており、製作の舞台裏を描いたメイキング物になっている。映画の章ではシナリオの一部や写真も掲載されている。
ペーパーバック全484ページ。
<抜粋>
サム・マルクスとミニー・マルクスの最初の子供は、(1887年の)3月22日にニューヨーク・シティで生まれ、レナードと名づけられた。彼は休むことのない牡羊座で、あまりに速く生きたために、自分でもそれについていくことができなかった。
彼が仲間たちに残したイメージを一番うまく表現したのが、アーヴィング・ブレチャーだった。「チコはとても愉快な人間だった。台詞をぜんぜん覚えられず、その日どの馬が”負ける”かの方に興味があった。」
(本文 5ページ)
<入手先>
94年、米国の古本屋にて購入。
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2000年2月20日作成