「It's Real」

K-Ci & JOJO


                                                   
いやー。今回のアルバムは久々に「聴き込んだ」。
解説を読みつつ、歌詞を読みつつ、(原詞と訳詞を)
歌を聴きつつ。
普段はあたし、ライナーなんてざっとしか読まないし、
対訳もほとんど読まないのに・・・。
何がそうさせたんだろ?
やっぱ、二人の「魅力」なのかなー。
というワケで今回の「解説」はミョーに長いです。ははっ。

「It's Real」
       

 1. INTRO
 2. FEE FIE FOE FUM
 3. I WANNA MAKE LOVE TO YOU
 4. I WANNA GET TO KNOW YOU
 5. HELLO DARLIN' 
 6. HOW LONG MUST I CLY
 7. MAKIN' ME SAY GOODBYE
 8. TELL ME IT'S REAL
 9. LIFE
10. GIRL
11. WHAT AM I GONNA DO
12. HERE HE COMES AGAIN
13. MOMMA'S SONG
14. ALL MY LIFE(RADIO EDIT) * Bonus Track
15. IMPOSSIBLE * Japan Only Bonus Track

 

1.は雨音が、「切ない」気持ちを増大させる。
曲の内容は「Can I Make Love To You Tonight〜♪」
っていうんだけど。K-Ciの食いつくような叫びとJoJoの
SEEET VOICEが重なって・・・。「make love=切ない」って
感じさせる。1分少々の曲なんだけど、曲だって「INTRO」
なんだけど・・・。あたしの中ではメチャクチャFAVORITE度、高し。
2.は「浮気してるであろう」彼女をじっと待つ、という曲。
K-Ciのボーカルが切ない。「切ない」って気持ちがすごく伝わってくる。
でも、1.の曲の切なさとは全然違うのよね。この「切ない」って
気持ちは。
3.は「JODECI」節は健在?って感じ♪
4.はいわゆる「ナンパソング」でございます。ちょっちミディアム、
でもポップなメロディ。
5.はピアノの出だしが印象的な曲。(ピアノはチャッキー・ブッカー)
JoJoの甘いヴォーカルが冴え渡る曲。
6.はスローナンバーで、「別れた彼女」に対しての想いを歌った曲。
聞いてて涙が出てきた・・・。
7.は浮気をする彼女に愛想をつかして(?)出て行こうとする男の
曲なんだけど・・・。なんか「後ろ髪引かれてる」って感じだなぁ。
曲調が・・・。
8.はシングル曲。もうとびっきりの「ラブソング」なのだわ。
二人のハモリがすごくキレイな曲です。
9.はR.ケリーが音楽プロデュースしてる(と、思った・・・)映画「LIFE」
に使われた曲で、シングル曲。この映画って日本じゃ公開にならないのかなぁ。
見にいきたいぞーーー。二人の「持ち味」が最大に引き出されてる曲。
でも、曲の内容は映画の内容に沿った「なんでオレが終身刑なんだー」って
んだけど。(映画での役割が「濡れ衣を着せられて投獄される役」らしい^_^;)
哀愁感150%の曲です。
10.はキャッチーなメロディなので「いい曲だわ」って思っててライナー見たら
「失恋曲」らしい・・・。ありゃ。でも、やっぱイイ曲だわぁ。アコギの演奏の
トコなんて、サイコー♪
11.はこれも失恋曲・・・。最初はK-Ciが歌ってて、途中で「JoJo、この先を歌ってくれ」
ってヴォーカルを交代するんだけど・・・。
やっぱ、失恋の曲はK-Ciの方が「らしい」っていうか「未練残し度200%」っていうか
・・・。
12.コンポーザーの名前にBABYFACEの名前もクレジットされている曲。
んー。この曲も耳に心地よい曲だわーーー。
13.は今までとはちょっと違った曲。タイトルのとおり「ママの曲」。
で、「ママに捧げた曲」じゃなくて、歌詞カード読んでみると
「ママのアイディアを元に出来た曲」なんです。LOVE&PEACEがテーマ・・・かな?
「彼らにもこんな曲が歌えたんだー」と、ちょっと感動。
ライナーには「昔ヘイリー一家は、幼かったK-Ciを中心としたLittle Cedric &
The Hailey Singers」というファミリー・ゴスペル・グループを結成し、3枚の
ゴスペルアルバムをリリースしている。残念ながら未聴、そして恐らくは
入手不可能。」と書いてある。うー。聞きたいぞーーー。
いちお、CD Nowでサーチしてみたら「テープ」はあるらしい・・・。アメリカの
テープって日本では聞けるのか???うーん・・・・・・。
14.ボーナス・トラック。ウエディング・ソングとしても良く使われてるらしい。
優しい愛がいっぱい詰まった名曲です。
15.は日本のみボーナス・トラック。ライナーによると「ペリー・コモのカヴァー」
となっております。この曲、ライブ盤でJoJoがタイコたたいてるみたいよ。	

全体的感想としては「また二人の世界にハマってしまった・・・」
前回の時もハマってしばらく他のアルバムきけなかったのよねーーー。
なんかね、雑誌の前評判とかで、「期待がおおきすぎたのか?」みたいな
事がかかれてたんで、聞く前はちょっち不安だったんだけど、
全然そんなことなーい!っていうか「せつなさ」にかけては前作を抜いた!
と、あたしは思った。
この「せつない」って感情はその曲によって、全然ちがうの。
それが言葉では言い表せない(ボキャブラリーが少ないため^_^;)
のがスゴクくやしいんだけど・・・。