【2月12日(水)】

 3時半、ギャガ@六本木で「ねらわれた学園」。実相寺組の助監督とかしてた清水厚が監督、エコエコシリーズの佐藤嗣麻子嬢が脚本に参加した新作。原作にターミネーターな要素を導入して、最後は「時をかける少女」になっちゃうというたまらん展開。でも主演の女の子たちがかわいく撮れているので許そう。けっこういいっす。
 夜はレイモンの翻訳。


【2月13日(木)】

 WOWOWの会議に出て、あとは仕事。昨日見た「ねらわれた学園」で論座の原稿を書き(一年で終わりかと思ったらまだ終わらないのだった。どう見ても浮きまくりなんだけどなあ。謎)、たまごっちネタでLove&Playstationの原稿。


【2月14日(金)】

 バレンタインデーだというのをすっかり忘れていた。同居人はしっかり覚えていたらしい。


【2月15日(土)】

 横浜の岩下裕子さんから今年もチョコレートをいただく。フーシェのやつですげえうまかったす。どうもありがとうございました<(_ _)>

 5時ごろユタ@高田馬場。星野、柳下、奧野とVisionsブースタードラフトとか。一戦めは柳下のWand of Denialデッキ(笑)と対戦。向こうが勝手に私のライブラリを見ては2ライフ払ってくれるので楽勝でした。緑赤でクリーチャーの山だからね。捨てても捨ててもクリーチャーは出るんです。決勝は奧野くんのParapetデッキが相手。クリーチャー数で勝ったような。柳下デッキはコンセプト倒れに終わり、またしてもビリ(笑)


【2月16日(日)】

 ミストラルで仕事してたら小浜徹也から携帯に電話。「どうしたの、みんな待ってるよ」
 ってそうか、今日は京大ミステリ研OBの小玉くん@日経が青森支社に転勤になる壮行会の日だったんでした。
 あわてて地下鉄に乗り、30分ちょいで会場のかっぺ亭@新宿三丁目に到着。なんだ、ここだったら早めに出てハイパーアリーナに寄ればよかった(笑)
 メンバーは京大SF研OB連中と、日経SF研究会(笑)の面々と、そのへんの人が中心になってやってる読書会のメンバー。京大関係は半分くらいか。
 小玉と同期で日経に就職し、いきなり札幌支社に飛ばされて、東京にもどってきたと思ったら公社債研究所だかに出向になり、年金情報編集長を勤めている浜口忠久がいきなり爆発しててたいへん。「セイバーマリオネットJ」は見なきゃだめでしょう、ってをい。ナデシコや「こどちゃ」はもちろん、今年のアニメをかたっぱしから見まくってるし。で、話を聞いてると、いまFFVIIが3枚目に入ったところ――ってのは許すとして、今年になってから「天外4」と新スパロボ大戦もクリアしてるってんだから、いったいいつ仕事してるのかね、この人は。
 そんでもってカラオケ行ったらプリティサミーの主題歌とか歌ってるし。いやまあ、そういうだめな知り合いは山ほどいるんですが、カタギになったと思ってた大学SF研のそういう姿を目のあたりにするとねえ。やっぱり離婚がショックだったのか(笑)

 女房と別れてネコといっしょにアニメ見てるんじゃ、○○○と一緒ぢゃん、と言ったら、いや、年収はぼくのほうが多いといばってました。これで年収1000万だからサラリーマンはちょろいなあ。


【2月17日(月)〜19日(水)】

 リチャード・レイモン The Cellarの翻訳ラストスパート。といっても一日20ページ以上の割合で進むあまりにもちょろい本なので、実働ほぼ二週間の仕事ですね。いやあ、世の中の小説がみんなこうなら、翻訳者商売も笑いが止まらないんだけど。
 しかしこの小説は鬼畜。思わず解説は村崎百郎先生に頼もうかと思うくらいですね。本筋に関係ない幼女強姦シーンがばんばん出てくるし。扶桑社ミステリー文庫から数カ月後に出ると思うので、まあ物好きな人は読んでね。いやあ最後も鬼畜。タイトルも『鬼畜』でどうすかね。

 ざべの原稿は『ヴァーチャル・ガール』がお題。マギーファンをひたすら罵倒する(笑)
 アニメージュはベアの『女王天使』がメイン。

 NIFTY-Serve某所では野阿梓氏が本の雑誌の「この十年のSFはみんなクズだ」に怒り狂っている(笑) 森下一仁氏は日記でこの問題を特集。SFマガジンの連載インタビューでも急遽、この特集と日経の記事(2月9日の朝刊)をネタに森下さんをゲストに迎えることになる。

 森下さんのSFページと言えば、96年のベストSF投票で、ルーディ・ラッカー『ハッカーと蟻』が一位に選出されている。投票してくださったみなさんありがとうございました。っておれはすっかり投票を忘れていたのだった(^^;) インターネットで選ぶミステリのベストの投票も忘れてました(こっちは『すべてがFになる』と『死の蔵書』が一位)。
『ハッカーと蟻』に関しては、インターネットに接続できる環境にある人に好まれがちな傾向の作品なので、一般的な人気を反映しているわけじゃないにしろ、わざわざ森下さんから直筆の賞状が送られてきたのはうれしかったす。SFアルファ賞を『フリーゾーン大混戦』で受賞して以来か。


【2月20日(木)】

 WOWOWの会議をさぼってマックエキスポ。2時間歩いたら激しく疲れた。人手はけっこう多かったすね。so-netは大々的にポストペットのデモをやってて驚いた。あとはオリンパスの水着お姉ちゃん軍団とか。見るものはあんまりない気がしたなあ。ニュートン2000の新しい日本語環境はけっこういいかも。IBMのサブノートが出るまでは、しかししばらくMac関係のものは買わないだろうな。

 小野不由美メーリングリストに入ったら、一日50くらいMLが来て爆発している。いやあ12国人気はすごいっす。


【2月21日(金)】

 エキスポ帰りのSF Online軍団が西葛西にやってきて、焼肉屋で食事。メンバーはso-netの坂口哲也氏のほか、堺、添野、川崎(元ドラゴンマガジン)の合計四人。現在準備号が掲載されてますが、往年の大学ファンジンノリでなかなかいいっす。ここにあるので見にいってやってください。


【2月22日(土)】

 ミストラルで仕事してたら柳下毅一郎から電話。ハイパーアリーナでデュエルだっていうので、適当なところで切り上げて、デッキ持って出かける。Vision入りのバーンデッキ(赤以外は緑charmだけ)はえらく強い。ランドがまわると無敵。緑はエンチャント対策で、CoP赤を壊すためなんだけど、Sylvan Libraryとか壊すのにも使えて便利。Lightning CloudとSandstalkerはやっぱり強い。11月仕様のデッキは青白Winter Orbを試してみたけど、時間がかかりすぎてどうしようもない。ダメージソースほとんどないしね。柳下のHelmデッキには勝ったけどさ。
 菅原、奧野と来てたので、Visionsブースタードラフト。やっぱり一人パックだとすげえつらい。黒白二色(青はドロー系3枚だけ)で無理やり組んだら、やっぱりライオンが強かった。またしても優勝(といっても二回勝っただけだけど)し、「仲間内ドラフト無敗」の記録は続くのだった。って、他の人が弱すぎるだけという気もする(笑)

 今日のハイパーアリーナは新しいRPGカードゲームのイベントかなんかがあって、朱鷺田祐介師範と田中としひさ画伯が来てました。でも二人は先に帰っちゃったのでちょっと立ち話しただけ。田中画伯とまだ対戦してないんだよな、そういえば。

 10時の閉店と同時にドラフト戦が終了、四人で近くの黒うどんの店に行って食事。帰ってだらだら本を読みながら寝る。


【2月23日(日)】

 また13時間ぐらい寝てしまった。寝過ぎて頭が痛い。ダメな感じ。MAG TIMEでだらだらマンガを読み、だらだら日記を書く。レイモンの翻訳が一応終わったので、頭から読み直さなきゃいけないんだけど、気力が出ない。とかゆってると一週間後にはM:TGプロツアーのパリ予選なんだよなあ。ネクロにしようかと思ったけど、なんかすごくたくさんいそうな気がするので、赤単のゴブリンシュートを検討中。明日は渋谷DCIのミニトーナメントに出て、ちょっと調整してみるかな。うーん、勝てる気がしないけど。


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