【３月18日（月）】
○○○○くんと○○○○さんの○○を○○会（←まだ内緒だそうである）のため，5:00PM中村屋レザミ＠新宿。
綾辻，法月，新保、笠井、竹本，山口、二階堂，宇山、唐木、遅塚，喜国，桐野ｅｔｃ、クヌルプ組を中心に総勢20数人のパーティで、見たことがない人がひとりいるなあと思ったらこれが倉知淳氏で、初対面の挨拶をする。なんだか作品に似合わず元気な人である。
肝心の（？）我孫子武丸氏は開会時間を二時間まちがえて大遅刻。なんでもはやくつきすぎたと思って紀伊国屋で時間をつぶしていたらしい（笑） まあ終わるまでに着いてよかった。
ビンゴでは，唐木さん＠講談社が選んだ謎の賞品の中から、大森はゴジラ電卓をゲット。計算するたびにゴジラが吠えるたいへんやかましい電卓で、確定申告の時にこれがあれば殺伐とした気分も多少は晴れたかもしれない。
二次会は宇山さん行きつけの「かくれが」という三丁目のバー。酔っぱらいえびす顔状態の我孫子武丸を中心とする大追及大会の結果、さまざまな新事実が明らかになったわけだが、とにかく秘密主義の人がいるのでなにも書けないことはまったく慚愧にたえない。ねえ我孫子さん。
まあなにが起きたのかは新本格系の注意深い日記読者には見当がつくであろう。
ところで法月さんは家賃14万だかの３ＤＫの新居に引越を決めたそうだが，なにかあったのだろうか。新居の場所は綾辻さんも我孫子さんも知らないし。これはあやしい。
三次会は当然のようにゼニス（笑） カラオケハルマゲドン座談会の部屋で２時ぐらいまで歌って，我孫子さんとタクシー帰宅。
いやほんとはだいじなオマーン戦のためにとっとと家に帰るつもりだったんですけど意思の弱いわたし。まあ勝ったからいいじゃん。とはいいながら気になるので柳下家に電話して刻々戦況をたしかめたり（笑） そんでもって「ちょっぴり映画日記」で罵倒されたりするわけだな。まああの程度ですめば安いもんだ。
なんか雨の中をバイクでこけたあの日以来、どうも風邪っぽくて体調が悪かったんだけど、明け方喘息の発作が出てクスリをむさぼり食う。調子はサイテー。
【３月19日（火）】
さんざんお世話になった二階堂ご母堂様経営の麻雀クラブ旭が今週で閉店するというので、今日はきのうの宴会参加者を中心に麻雀大会。朝から絶不調の大森はなんとか起き出して神田にたどりついたものの、クスリの飲み過ぎで頭は朦朧状態のまま卓を囲む。
それがよかったのか（笑）全開につづいて麻雀のほうは絶好調。半荘６回のうち５回ラスという綾辻氏をあざ笑うかのように（笑），半荘６回中トップ５回２位１回。
ついでだから二階堂さんがエクセルで集計した本日の麻雀成績をそのままここに転載しちゃったりするわけである。
綾辻 -104 結城 114 竹本 51 我孫子 75 大森 226 貫井 123
新保 -125 二階堂 -74 喜国 1 三村 17 遅塚 -79 小浜 44
由香 -73 平野 -6 山田 -76 阿部 -56 野崎 -31 嘉藤 -28
桐野 2
阿部、野崎、嘉藤は、メンツが足りないからと無理やり召集をかけた早川勢（嘉藤景子嬢は，喜国さんに原稿依頼にやってきたらそのまま拉致されてしまったのである）。いやそれにしても早川の人たちの接待麻雀は見事というほかない。角川の編集者は爪の垢を煎じて飲むべきであろう。ＳＦマガジンの阿部さんなんか、最初から一枚すくない牌ではじめたり、あ、たくさん上がりすぎたと思ったらチョンボで返却してくれたりするんだもんな。
そういえば結城信孝氏とも初対面だったのにだれだかわかんなくて挨拶しそびれた。でも書評から想像してたのと全然ちがうタイプでちょっとびっくり。
麻雀のあとは当然のようにＤＡＭ（笑） だから調子が悪いとゆってるのに〜。
といいながら，喜国夫妻、三村、我孫子、さいとう、大森で４時間。でもやっぱりハモルンは楽しいよな。喜国さんはすっかりカラオケの快楽に目覚めている（笑）
午前４時半，我孫子さんとタクシーで帰宅。こんな時間、だれもいないかもねーとかいいながらX-BANDをつないでみると、きっちり対戦相手が見つかり、ミステリ界の最終兵器・我孫子武丸を投入。しかし昇龍拳連発野郎の前にあえなく敗退。やはり昔とった杵柄を通用させるためには多少の練習が必要なようである。
【３月20日（水）】
昼ごろ起きてミストラル。もっと寝ようと思ったんだけど、体調悪いと目が覚めちゃうんだよね。我孫子さんとさいとうは爆睡中（笑） 夕方近くなってようやく起きてきてミストラルで合流。我孫子さんは食事をしてから京都方面に去る。
今日はなんだか秋分の日でおやすみらしいので，大森はおうちで静養することを決意，だらだら過ごす。サッカーも今日はちゃんと見ました。まああんなもんでしょ。
【３月21日（木）】
あいかわらず調子が悪くてクスリ飲みっぱなし。だけど12時前に目が覚めてしまったのでしかたなく起き出してＷＯＷＯＷにゆく。会議のあとは社外メンバーだけでまたしても対策会議。いちおう８月までは首がつながるらしい。あとはアメリカ帰りの添野くんに期待だな（笑）
八丁堀の喫茶店で論座の原稿書いてPHSでメール送稿。けっきょく「ユージュアル・サスペクツ」でお茶を濁してしまいました。
そういえば，宮脇さん＠論座から電話で「次、なんにします？」ときかれて、
「うーん、なんかこれってのがなくて。まあ『ユージュアル・サスペクツ』あたりですかね」とゆったら、宮脇さんが聞き返していわく、
「えっ？ 『友情ある説得』ですか？」
だって。ふつうこんな聞き間違いをするひとはいないよな。映画的教養に満ちあふれた聞き違いというべきであろう。
という話はあんまり面白いのでそのまま原稿の枕に使ってしまったのだった。行数が埋まって助かりました。あー論座の読者層なら「友情ある説得」見てそうだしな。わたしはなんかアカデミーとった映画だということしか知りません。
神田に移動して、小鍛冶でもうちょっと仕事してから、午後9時、おととい行ったばかりの（笑）ビッグエコー神田店。
早川書房編集二課による高山祥子嬢のオフィシャル送別会の二次会にちんにゅう。ってどうしてＡＴＯＫはちんにゅうくらい変換しないかな。まあいいけど。
ボックスのドアを開けてみるとメンバーは全員早川書房社員。高山嬢はわたしが参加することを全然知らなかったらしくて思いきり驚いてくれる。こんなことなら花でも持っていけばよかった。関口苑生大兄とちがって気が利かない大森である。だからチョコレートが来ないんだな。反省。
まあしかし、歌はたくさん歌いました。サラリーマンのカラオケは爆発的。みんなよほど日頃のうっぷんが溜まっているのだろうか。だれが入れた曲だろうとほとんど関係なくマイクを奪い合い、自分の声なんかほとんど聞こえない状態だもんな。込山さんのカラオケ（「歩いて帰ろう」とは意外な選択）が聴けたのは収穫。
もっとも明日は平日，12時お開きコースってことなので、大森はひと足はやく出て終電で帰宅。高山さんまたカラオケ行こうね。って読んでないか。
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