【1月4日(木)】

 というわけで午後四時に新宿三丁目到着。すでに菅原日記(今日のあとがき)奥野日記(多摩動日記)に報告されているとおり、五時にゼニスに入って3時間半。なにしろ起きたのが前日の夜中なんでけっこう調子悪かったんですが、わりとぬるい(笑)カラオケだったんでちょっと助かったかも。 発案者の五十嵐氏は高音ボーカルのバンド系。Sing Like TalkingとかKatzeとか初耳系の曲が多くて勉強になりました。奥野氏は小沢〜パーフリ〜コーネリアスなシブヤ系の選曲にヤプーズ・筋少とわかりやすい流れ。Gakoさんは「Goodby Morning」とかわりと一般性高いラインと見せて、「部屋とYシャツと私」みたいな飛び道具隠し持ってるので油断できない系。しかし煙害に悩んだせいか曲数少な目。菅原氏はいまどきのおやぢ系メジャー選曲志向。でも考えたらおれのまわりで槙原歌うやつとかいないので珍しいかも。
 ふつうだと夕方から3時間半ってのは中途半端だよねって感じだけどこの日は体力的に弱まっていたのでちょうどよかった感じ。スパゲッティ食って速攻で帰って寝る。


【1月5日(金)】

 ぼちぼち仕事はじめの会社が多いはずだけどさいわい催促電話はほとんどなし。とりあえず社会復帰をめざしてメディアフロントの原稿を片づけ(ってゆっても半分以上は去年のうちに書いてあったから足掛け二年の原稿だ)、阿井渉介『赤い列車の悲劇』講談社文庫版解説のために再読する。こんなに公害問題な話だったっけか。なんか社会派な解説になりそうでやや不安(笑) まあいいけど。
 んでもって小説朝日新人文学賞の下読みにも着手。評価表にいっぱい書くところがあってうっとおしい。バツの作品にいろいろ評価書いても無駄だと思うんだけどなあ。自分で編み出した日本ファンタジーノベル大賞一次選考システムがやっぱりいちばん楽だと思いました。
 作品的には純文系が多かったらめんどくさいと思ってたけど、そうでもなくてけっこう楽。これなら小説すばるの新人賞とあんまり変わらないかも。


【1月6日(土)】

 宇都宮行きの新幹線の中で発作的に書いたPANjA2月号茶木則雄撲滅(うそ)原稿を仕上げる。興味がある人は、たぶんまだ書店の棚にあるはずだから、扶桑社のPANjA2月号の該当記事を立ち読みしてから読んでね。……といってもほとんどどうでもいい内容なんだけど(笑)


日記の目次にもどる
ホームページにもどる
リトル東京ページにもどる