プロ野球観戦記(公式戦8)

横浜ベイスターズ対広島東洋カープ(2003年7月6日 横浜スタジアム)



C = 000 020 100 = 3
YB= 000 100 001 = 2

勝利投手=黒田
敗戦投手=ドミンゴ
本塁打=

追浜が不可解な中止となったため、仕方なく横浜スタジアムへ。「友の会」券をちっとも消費していなかったのもあって、気が進まないながらも行ってきました。試合開始当初は曇っていたこともあって、それほど暑くは感じなかったのですが、徐々にうっすらと日差しも出てきて蒸し暑くなってきました。内野自由席の上段で観戦。

ドミンゴ、黒田の先発。試合開始当初は黒田がパーフェクトを達成するのではないかという勢い。対するドミンゴは序盤から走者を出しまくる不安なピッチング。

試合が動いたのは、第一打席誰一人として手が出ずに第二打席を迎えた4回裏。先頭の金城がセンター前にはじき返す。石井琢は犠牲バント。鈴木尚は見逃し三振。ここで最近不調の4番ウッズ。振り遅れてつまった打球が運良くライト前へ。金城が生還してベイスターズが1点を先制。不吉な予感、というか試合展開が読めてしまう。どうせあっさり逆転されて、終盤に致命的な追加点を与えて、最後に追い上げるが追いつかない、という予想が....。

案の定、5回表先頭の石原がヒット、黒田は犠牲バント。1番森笠がレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打。木村拓は内野ゴロに打ち取るが、緒方がきっちりと勝ち越しのタイムリーヒット。新井は何とか抑えてとりあえず1点ビハインド。

カープ、今日のキーとなる打者は8番の石原だったと思います。7回表、石原がヒットで出塁。黒田は犠牲バント。5回と同じような攻撃。森笠が左中間へタイムリーヒット。カープが貴重な追加点。得点の間に森笠は二塁へ。木村拓もセンター前へヒットを放つが、森笠は本塁憤死。緒方が凡退。結局カープが2点をリード。

9回裏、1番金城からの攻撃。金城、石井琢があっさりセカンドゴロに倒れて、恒例の無駄な反撃も無いのかと思いきや、2死から鈴木尚がショート右をやぶるヒットで出塁。ウッズは四球。多村がレフト前に運んで鈴木尚が生還。1点差に。二塁走者ウッズに代走万永を起用。打席は種田。万永は黒田の牽制球に反応が鈍く、怪しい動き。案の定、牽制に引っかかってタッチアウト。試合終了。

終了後、万永をはじめ山下監督も出てきて抗議をするが、判定が覆るはずもなくそのまま。万永君、審判に怒るより、自分の技術に怒ってください。

万永アウトの判定にいきり立っている横浜ファンが多数いたようですが、ここは怒る場面ではなく笑う場面でしょう。アウトはアウト。怒るなら、その相手は万永でしょう。

ってことで、終わってみれば1点を先制した時点での筆者の予想が見事なまでに当たっていた今日の試合でした。

主審木内、一塁杉永、二塁本田、三塁井野。

今日の買い物。牛丼、ビール。


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