プロ野球観戦記(公式戦5)

横浜ベイスターズ対中日ドラゴンズ(2003年6月15日 静岡県営草薙球場)



D = 400 000 030 = 7
YB= 002 020 000 = 4

勝利投手=岩瀬
敗戦投手=河原
本塁打=ウッズ、クルーズ、谷繁

▲ スタメン発表直後の様子。「アレッ」ってのはいいですねー


天気が心配された草薙のデーゲーム。筆者の日頃の行いが良いせいで、雨の予報を覆して試合が無事開催されました。一塁側内野S席で観戦。

初回からYB先発のホルトが乱調。先頭の関川からはじまり、井端、福留にヒットを浴びて早速1失点。このあともアレックス、谷繁にタイムリーヒットを浴びて計4失点。谷繁のレフト前ヒットは中継の古木が捕手中村のミット通りに投げていればアウトだったはず。もったいない失点。

D先発は平松。前田が巨人軍にFA移籍したときに人的補償でドラゴンズ入りした平松です。初回は種さまの左中間二塁打のみ。

ホルトのピッチングでよくあるパターンが、初回にしってんするもののあとは立ち直って無失点を続けるというもの。案の定2回表は三者凡退。2回裏、古木の四球と中村のライト線フェンス際への二塁打で2死二、三塁のチャンスを作るが、ホルトに打順が回って三振。代打出しても良かったような気がします。

3回表、福留、立浪が連打で出塁。アレックスは三遊間へのゴロ。古木が上手く捕ってファーストへ送球。クルーズは敬遠気味に四球。谷繁はサード正面のゴロ。古木が中村に送球。中村は一塁へ転送して併殺となる。古木の守備は怪しい。

3回裏、2死から鈴木尚が渾身の一振り。打球はサード前に転がる。サード立浪は最初からあきらめた雰囲気で内野安打。続くウッズの打球は快音とともにバックスクリーンレフト寄りに飛び込む2点本塁打。さらに、5回裏、ホルトの代打村田がレフト線へ二塁打。二塁はタイミングぎりぎり。金城がセンター前へ運んで1点を返す。種田バント、鈴木尚セカンドゴロ(チームバッティング)で2死三塁。ウッズはレフト前へ運んで同点。

6回からマウンドは加藤。加藤は気迫のピッチングで2回を無失点。打線が応えたいところだが、バント失敗(守備妨害)やら、併殺打やらで期待に応えられないまま終盤へ。

8回表、マウンドには性懲りもなく河原。珍しく2死をとるが、一発のあるクルーズを打席に迎えてフルカウントに持ち込まれる。ここで高めに浮いたボールをライト最上段(場外かも)に運ばれてリードを奪われる。河原はここで降板。場内アナウンスに注目していたところ、コールされた名前は横山。今日鎌ヶ谷でシーレックスの先発予定投手だったはずが、何故だか先発は竹下に変更されていたらしい。その理由はベイスターズ昇格だったとは。嫌な予感のまま迎える打者は横山を知り尽くしている谷繁。で、やっぱり右中間スタンドに運ばれる本塁打。さらに森野にライト前ヒットを許し、投手の岩瀬にまでレフト前に運ばれる。続く関川はライト線へタイムリー二塁打。致命的な3点のリードを許す。横山はここで降板。1死も取れず、防御率無限大。代わった田崎は何とか井端を抑える。

こうなると、岩瀬、大塚のリレーの前に手が出るはずもなく、8回、9回ともにあっさりと抑えられて試合終了。試合時間は3時間45分くらい。危うく4時間試合になるところでしたが、ベイスターズが反撃の気力もなかったのが幸いしたかもしれません。

主審友寄、一塁井野、二塁渡真利、三塁西本。

今日の買い物。おにぎり、緑茶。


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