プロ野球観戦記(マスターズリーグ3)

東京ドリームス対名古屋80デイザーズ(2004年1月14日 東京ドーム)



N  = 000 310 000 0 = 4
T  = 012 000 001 1 = 5

勝利投手=斉藤明
敗戦投手=与田
本塁打=安部(見てません)、高木豊

▲ 優勝を喜び合う東京ドリームス


とうきょうが優勝へのマジックナンバーを1として迎えたこの試合。東京が勝てば2年連続の優勝が決まります。仕事を終えてから東京ドームに向かい、4回裏から観戦しました。東京の先発増本は3回無失点の好投をしたものの、2番手三浦がつかまり名古屋に同点に追いつかれた模様。果たして胴上げを見られるのか。

5回表、先頭の彦野が四球、田之倉の犠牲バントをこの回から登板の大川がお手玉。無死一、二塁とする。続く上川は今度は本当に犠牲バントで1死二、三塁。平野がセンターフライを打ち上げ、彦野が生還。名古屋が勝ち越し。

この後、東京は西崎、名古屋はギャオス内藤の吠える快投もあって両チーム無得点が続く。

9回表、東京は1点ビハインドながら斉藤を投入。走者は出したものの無得点に切り抜ける。そして東京が1点を追う9回裏、名古屋は守護神与田が登板。簡単に2死をとり、打席はどう見ても打てそうもない高木豊(日本代表チームコーチ)。誰もが今日の東京ドリームスの胴上げは無いと確信。しかし、高木豊がジャストミートした打球はライナーでライトスタンドに飛び込むまさかまさかの同点本塁打。長いこと高木豊を見てきましたが、本塁打を生で見たのは初めてのような気がします。次打者屋鋪はもちろんセンターフライで凡退したのは言うまでもありません。

10回までの延長戦。10回表は斉藤が続投。無失点で切り抜ける。

そして、10回裏東京の攻撃。引き分けでは今日の優勝決定はなく、福岡、大阪へ持ち越しとなる。1死から安部が四球で出塁。打席は4番駒田。暴投で安部が二塁へ進塁。併殺打で試合終了という予想はもろくも崩れる。良い当たりのファウルボールもあり、2ストライクに追い込まれるが駒田は躊躇せずにストレートを振り抜く。打球は前進守備のライトの頭上を遙かに越えてフェンス上部を直撃する。二塁走者安部が生還して東京がサヨナラ勝ち。今季の優勝を決めました。

駒田の打球、あの日本シリーズの決勝打を思い出しました。あのときより、今日の打球の方が遙かに良い当たりでしたが。

土橋監督の胴上げ、そしてインタビュー後、もちろん今日のヒーロー駒田のインタビューと思ったが、本拠地最終戦のセレモニーだけで終了してしまいました。残念。

主審岡田、一塁前川、二塁大里、三塁斉田。

今日の買い物。エビバーガーセット。


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