プロ野球観戦記(ファーム公式戦31)

読売巨人軍対ヤクルトスワローズ(2003年9月23日 熊谷運動公園野球場)



YS= 201 021 010 = 7
G = 003 740 01x = 15

勝利投手=木村
敗戦投手=坂元
本塁打=山田(プロ初)、長田(プロ初)、稲葉、衣川、山田

▲ とんぼと衣川と濱野さん


埼玉制覇を目標とした(嘘)今年のイースタン観戦も大詰めに。ここまで市営大宮、越谷、岩槻、上尾、本庄、西武第二、ヤクルト戸田の各球場をクリアしてきました。そして本日の熊谷をクリアした結果、残りは西武ドーム、ロッテ浦和、市営浦和の3球場と、埼玉制覇へのマジックナンバーを3とすることに成功しました。しかし、今シーズンの日程では問題の3球場での試合はもう組まれていません。コスモスリーグに期待するしかありませんが、達成は難しそうです。

さて、本日の熊谷ですが、球場は熊谷運動公園野球場。関越道東松山ICから、熊谷東松山有料道路で熊谷方面へ。料金所を過ぎたら太田方面へ分岐、ひたすら真っ直ぐすすむと到着します。東松山ICから20分くらいでしょうか。両翼90m、センター120mの小さめな球場。時々イースタン公式戦が開催されます。本日は熊谷市制70周年を記念した試合ということで、観客の入場は無料。試合開始当初は夏を思わせる強烈な日差しで暑いくらいの気候、試合中盤からは日差しが陰り肌寒いような気候でした。暑さ寒さも彼岸まで、ってことでしょう。

序盤にスワローズが先制するも、中盤に巨人軍が逆転。スワローズ投手陣(坂元、小森、平本など)の乱調もあって、大量リードで試合の行方が決まりました。この試合、4回裏に山田、長田が二者連続でソロ本塁打を放ったのですが、面白いことに二人ともプロ初本塁打だったそうです。山田はこのあとの8回裏にもソロ本塁打を放ち、1試合2本塁打を記録しました。熊谷は忘れられない球場になるでしょう。一方の長田の本塁打、観客が捕ったボールが行方不明になったそうです。試合中、「長田選手のホームランボールを拾われたお客様」とアナウンスが入りました。サインボールと交換してくださるそうです。「オレが拾った」と名乗り出た人が多数、と思われます(想像)。

この試合、圧巻だったのは久しぶりに見た平本(YS)。当然のように死球あり、打者の背中を通るワイルドピッチあり、といつものように暴れまくり、1/3回を投げて被安打2四死球2自責点3で降板しました。目の前で見たのは久々ですが、さすがの投球内容に球場に集まった熊谷市内の小学生も言葉を失っていました(誇張)。

この日、災難だったのは球審の敷田さん。スワローズの捕手(米野、細見)がこれでもかとボールをこぼしまくり、中でもG堀田のファウルボールを米野が捕球できず、敷田さんの左足を直撃。しばらく痛そうにうずくまっていました。

そういえば、試合終盤に巨人軍は河原、西山といった元主力投手陣が登板していましたが、他の投手陣と大きな差は感じられませんでした。強いて言えば、他の投手陣がボール3からフルカウントに持ち込むのに対して、河原はストライク2からフルカウントに持ち込むことに違いがあった程度です。

3時間半を超える長い試合で、最終回には球場の照明にも灯がともり、肌寒い気候の中試合終了となりました。

主審敷田、一塁濱野、二塁牧田、三塁深谷。

今日の買い物。ビール(350ml缶500円)、お茶(500mlペットボトル、300円)。入場料無料とはいえ、この値段って高すぎない?


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