プロ野球観戦記(ファーム公式戦13)

西武ライオンズ対読売巨人軍(2003年5月25日 本庄市総合公園市民球場)



G = 100 000 000 = 1
L = 000 000 000 = 0

勝利投手=十川
敗戦投手=星野
本塁打=

▲ 守備練習中に突然スプリンクラーが作動するハプニング。呆然と練習を中断するライオンズナイン


昨日の高崎に続き、筆者実家からほど近い本庄での試合開催。筆者実家からはクルマで約1時間。本日も早く着きすぎて、開門(11:30)と同時に入場できてしまいました。暑くなりそうだったので、体調が悪かった筆者はネット裏の屋根がある席に座って観戦。

試合開始前の守備練習中、突然マウンド後方のスプリンクラーが作動してしまいました。ライオンズナインが呆然と練習を中断して待つこと1分、無事水が止まりました。その後、練習中にもう一度誤動作(?)しましたが、その後は大丈夫でした。

L星野、G十川の両先発投手で試合開始。

1回表、長田がヒット、続く黒田の打席でヒットエンドラン。しかし黒田が三振。二塁もタイミングはアウト、三振ゲッツーのはずだったが送球がそれる。続く吉川がレフト前に4番の仕事、タイムリーヒット。Gが1点先制。ヒットを打った吉川は一、二塁間で挟まれそうになるが、サードカズからファースト中村への送球が悪送球となり、二塁へ進塁。しかし後続無し。

3回表、山本の二塁打と三浦の死球で無死一、二塁の場面、長田がスリーバント失敗、黒田はショートゴロ併殺打。拙攻モードに入る。三浦が死球を受けたとき、球審の深見さん、ボールデッドのジェスチャーをしないまま一塁を指さしてしまう。あわててボールデッドを宣言してから改めて一塁を指して死球を宣告。

その裏、ライオンズの攻撃、カズ、中村が連続四球で無死一、二塁。十川が突然コントロールを乱しはじめる。続く打者は野田。二回ほどバントを失敗した後で強攻策に切り替え。打球は強い当たりで三塁手正面へ。三塁手大須賀が自分でサードベースを踏んで1アウト、二塁手長田に送球して2アウト、一塁手李に転送されて打者走者野田もアウト。きれいな5-5-4-3の三重殺が成立しました。無死一、二塁に走者がいて、打球が速く、打者走者がそれほど速くない、という条件がすべてそろったプレーでした。三重殺を生で見たのは初めてです。

この後、両チームともに拙攻が続く。4回表は巨人軍が無死一、二塁を、4回裏にはライオンズが1死一、二塁、5回表には巨人軍が2死一、二塁で無得点。5回裏にはライオンズが2四球、1安打で無得点と、時間はかかるが得点にはならない。

途中まではこの試合何時間かかるのかという展開だったが、6回あたりからようやく走者が少なくなり、試合の進行が早まってくる。

8回裏、マウンドは十川、佐藤からリレーしたベイリー。どうしても1点が遠いライオンズ、死球で出塁した栗山を水田が犠牲バントで進めるが、3番赤田が空振り三振。球審深見さん、思わず勢いでパンチしそうになるが、普通の空振り三振ポーズに切り替え。

9回裏、マウンドは引き続きベイリー。先頭の中島がヒットで出塁。同点狙いというより逆転狙いで犬伏の代打に大友を起用。大友の打球は強い当たりがファースト頭上へ。ファースト李がジャンプしてキャッチ。一塁走者中島は帰塁できず。併殺となる。続く打者は宮地。期待通りにレフトスタンドへ大きな当たりを放つがポール際ぎりぎりのファウルボール。結局宮地は投手ゴロで試合終了。

主審深見、一塁橋本、二塁山崎、三塁新屋。

今日の買い物。球場前の自販機でペットボトルのお茶。


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