プロ野球観戦記(ファーム公式戦12)

西武ライオンズ対読売巨人軍(2003年5月24日 高崎市城南野球場)



G = 021 310 000 = 7
L = 000 030 000 = 3

勝利投手=林
敗戦投手=大沼
本塁打=李

▲ 地元高崎出身の吉川選手、前橋工業出身の大須賀選手に花束贈呈


石井琢朗を見るために追浜に行くか、筆者の地元高崎でL-G戦を観に行くか、非常に迷ったが地元を選ぶ。高崎では毎年一回開催されるイースタンリーグ公式戦。高崎城南球場は筆者実家から歩いて15分ほど。いまから三十年近く前、はじめてプロ野球を観戦したのがこの球場でした。本格的に球場通いをはじめたここ数年、毎年のように「凱旋」観戦をしてみたいと思っていたのですが、なかなかスケジュールが合わず実現しませんでした。そして、今年何とかスケジュールを合わせて観戦にこぎつけました。無理矢理スケジュールを合わせた背景には、筆者が応援する高崎出身の吉川元浩選手が読売巨人軍に移籍、故郷での出場可能性が濃厚になったという理由もあります。

川崎市の自宅を朝9時前にクルマで出発。午前中には高崎に到着。クルマは実家近くの駐車場に置いて、徒歩で球場へ。試合開始約1時間半前に球場到着。っていうか13時試合開始と思いこんでいましたが、実は13時30分開始でした。ちょっと早すぎました。

試合開始前に両チーム監督に花束贈呈の後、「郷土出身の読売ジャイアンツ吉川選手と前橋工業出身の大須賀選手」に花束贈呈、さらに吉川選手には少年時代に所属した「片岡リトルタイガース」の後輩から花束。始球式は少年野球チームの選手(女の子でした)。が登板。きれいなストライクでした。

両チームの先発投手は、L大沼、G林。2回表、走者を2人おいて李が左中間を破るタイムリー二塁打。巨人軍が2点を先制。3回にはDH吉永のファーストゴロの間に1点を追加。4回にはこの日大当たりの李が走者を2人おいてレフトスタンドへ3点本塁打。巨人軍がリードを広げる。さらに5回、この日の主役吉川がタイムリー三塁打。これで7点をリード。

しかし、その吉川選手が二塁打を打った瞬間、筆者はあまりの眠さと天気の良さに負けて、意識がありませんでした。何のために来たのか....。

その裏、ライオンズが反撃開始。赤田が2点タイムリーヒット。続く4番中島の当たりはセンターオーバー、バックスクリーンに飛び込む本塁打、と思ったらフェンス最上部で跳ね返ってグラウンドへ。二塁塁審の深見さん、自信なさそうに手を広げて、インプレーと判定。走者赤田は生還できず、三塁止まり。これがライオンズの反撃を止めてしまった。この後、大友の犠牲フライで計3点にとどまる。

この後も、ライオンズは再三チャンスを作るが、ことごとく満塁のチャンスをつぶす拙攻に終わる。結局、巨人軍が林の後を、佐藤、木村がリレーしてライオンズの反撃を封じる。

主審山崎、一塁新屋、二塁深見、三塁橋本。

今日の買い物。球場前の売店(この売店で買い物したのは何年ぶりだろう)でいなり寿司、お茶。


プロ野球観戦記2003 YOKOHAMA BayStars & Baseball KATO's Page

当ページの著作権はKATO(kato@star.email.ne.jp)に帰属します。当ページの文章、画像の無断転載を禁止します。当ページへのリンクはご自由にしてくださって構いません。mailにより連絡をいただければ幸いです。