プロ野球観戦記(公式戦10)

横浜ベイスターズ対中日ドラゴンズ(2002年8月4日 横浜スタジアム)



S = 000 100 003 = 4
YB= 000 042 20x = 8

勝利投手=後藤
敗戦投手=山北
本塁打=井上

▲ 落雷により照明にトラブルが発生した横浜スタジアム


YB先発後藤は、4回無死1,3塁から併殺の間に1点を許す。しかし、5回をこの1点のみに抑えるピッチング。この時点では、今日の長い試合の行方を誰も予想できなかったに違いない。しかし、4回裏にグランがレフトフェンス直撃の二塁打を放つなど、何となく悪い予感の前兆みたいなものはあったのかもしれない。

5回裏、好投の後藤に代えて井上を代打に起用。井上がライトスタンド最前列へまさかのソロ本塁打。ここでドラゴンズは山井に代えて左腕の山北を起用。しかし、金城、鈴木尚がヒット、ロド爺は四球で二死満塁。投手は遠藤に交代。小川がフルカウントから四球を選び押し出し、1点勝ち越し。捕手谷繁は三振と思ったようで、ベンチに帰りかけた。続くグランが今度はレフト線へ二塁打。これで2点追加。やはり悪いことが起こるに違いない。

6回から福盛がマウンドへ。この福盛が8回までの3イニングをいとも簡単に無失点で抑えてしまった。やはり何かあるに違いない。6回裏には金城とロド爺が、7回裏には多村がタイムリーヒットを放ち、さらに金城の犠飛で追加点をあげるなど、やたらと効率のよい攻撃を見せる。悪い予感は本格的になる。ちなみに、7回にグランが今日3本目の二塁打を放つ。

7点差がついて迎えた9回表、普通のチームだったらあっさり終わる展開だったが...。ここまで好投の福盛が突如乱れて無死満塁。渡辺がタイムリーヒットで、ドラゴンズが1点を返す。今季初打席の中野は三振に抑えるが、続く大西の打球はファーストへ。普通のチームだったら、これでゲッツー、試合終了だが、ロド爺の送球を福本がそらす。2点を返され、なお一死1,2塁。

ここからが今日の見所。森監督がよせばいいのに投手を横山に交代。よけいな采配に天誅とばかりに落雷があり、スタジアムの照明が落ちる。試合は中断。ここで質問。このまま試合がコールドとなった場合、横山にセーブは記録されるのでしょうか。それはともかく、20分くらいの中断後、試合は再開。横山は荒木を三振にきってとるが、続く福留に四球を与えて、二死満塁。一発出れば同点の展開に。

ここで森監督は木塚を投入。もう一つ天誅とばかりに、今度は雨が強くなる。またしても試合中断。5分くらいの中断後、試合は再開。木塚は、立浪に代わってサードに入っていた神野を三振に打ち取り、試合終了。立浪が交代せずに残っていたら、と考えると恐ろしいことになるところだった。

なお、筆者にとっては、この試合は今季YB戦初勝利となります。あまり観戦していないとはいえ、初勝利が8月にずれ込むとは....。

本日のゲスト、ドラゴンズのキャラクター(名前知らない)、茅ヶ崎高校チアリーダー(ランサーズだったかな?)。

主審橘高、一塁佐々木、二塁敷田、三塁井野。

今日の買い物。カルビ丼、ビール(キリン2、YEBISU1)。


プロ野球観戦記2002 YOKOHAMA BayStars & Baseball KATO's Page

当ページの著作権はKATO(kato@star.email.ne.jp)に帰属します。当ページの文章、画像の無断転載を禁止します。当ページへのリンクはご自由にしてくださって構いません。mailにより連絡をいただければ幸いです。