プロ野球観戦記(公式戦4)

石井琢、田中充のプロ初得点を阻止

横浜ベイスターズ対読売巨人軍(2002年5月4日 横浜スタジアム)



G  = 212 000 000 = 5
YB = 010 020 000 = 3


勝利投手=上原
敗戦投手=吉見
本塁打=高橋由、高橋由

▲ 石井が3人。何でグランのところで石井義を使わないんだ


12球団でダントツの勝率最下位を誇る横浜ベイスターズ。こんなはずじゃなかったという思いは森監督か、新オーナーTBSか。いやいや、ファンがいちばんそう思っているはずです。

YBは昨日死球を受けた鈴木尚がスタメン落ち。金城、田中一、石井琢という苦肉の上位打線。不振の石井琢を3番に使わざるを得ないところが苦しい。先発投手は前回G戦で好投した吉見。同じように抑えられるかどうか。

今日の始球式は横浜市の中田新市長。まだ37歳と若いだけあって、真ん中に快速球を投げ込む。球速は90km/hだったらしい。

初回、清水にセンター前ヒットを打たれる。ショート石井琢がダイビングキャッチを試みるが、届かず。一死後、高橋由を追い込んでから、変化球をライトスタンドへ運ばれる。いきなり2点のビハインド。さらに2回にも川相、阿部に二塁打を浴びて1点を失う。

2回裏、先頭の石井浩がセンターへ大きいフライ。松井がグラブに当てるが落球。ロドリゲスがヒットで続いて、一死後種田が四球で満塁。しかし、中村が三振。自分で打たなきゃ勝てないぞ、と言いたい場面の吉見は粘って四球を選ぶ。押し出しで1点返す。プロ初打点でしょうか。

3回表、またしても吉見が高橋由にライトスタンドへ運ばれる。さらにピンチを作るが、杉本が何とか抑えて4点差。

5回裏、杉本の打順で代打は田中充。一二塁間を破ってライト前へ運んでプロ初安打を記録。おめでとう。一度上原に返ったボールは一塁ベンチに投げ込まれました。大事に金城が倒れて一死後、田中一がヒットで1,3塁。田中充にプロ初得点のチャンスとなるが、石井琢が内野ゴロで田中充は挟まれてアウト。プロ初得点ならず。石井浩郎は手首に死球。これは危ない。二死満塁となって打席はグラン。しぶとくライト線に運ぶ二塁打。2点を返す。

YBの反撃はここまで。木塚、斎藤の勝ちパターンのリレーを見せるが、打線が奮起せず。今日昇格した石井義が今季初安打を放ったのが目立った程度。これでYBは7勝20敗。5倍してみると35勝100敗。100敗を達成可能なペースといえます。森監督、(黒江、森繁ともども)そろそろお休みになってはいかがでしょうか。

主審井野、一塁杉永、二塁森、三塁渡真利。

今日の買い物。ビール、ちくわ。


プロ野球観戦記2002 YOKOHAMA BayStars & Baseball KATO's Page

当ページの著作権はKATO(kato@star.email.ne.jp)に帰属します。当ページの文章、画像の無断転載を禁止します。当ページへのリンクはご自由にしてくださって構いません。mailにより連絡をいただければ幸いです。