プロ野球観戦記(その他8)

日米野球第戦(2002年11月16日 東京ドーム)



NPB = 010 000 100 = 2
MLB = 101 001 01x = 4


勝利投手=コロン
敗戦投手=上原
本塁打=チャベス

▲ ピュアなベイスターズファンは今日も石井琢朗を応援します


昨日の第6戦がナイトゲームでしかも4時間試合。自宅に着いたのは23時30分。これで翌日12時試合開始は辛い。何とか11時半くらいに東京ドーム到着。選手達はもっと疲れているのでしょうけど。最終日だけ昼間なのは、MLBチームの帰国便の都合なのでしょう。

1回表、NPBの攻撃は松井稼頭央が四球で出塁するが、後続無し。

1回裏、MLBはいきなりイチローが左中間に落ちる二塁打。上原との対決は1999年のオールスター以来でしょうか。あのときは先頭打者本塁打だったはず。上原、成長したようですね。アロマーの犠打とウイリアムズのヒットでイチローが先制のホームを踏む。イチローや松井秀喜が打席に立ったときのフラッシュに閉口。フラッシュを光らせても、撮れた写真には何の意味もありません。よく考えて。

2回表、先頭の小笠原がヒットで種類。やっと小笠原にも当たりが出てきた感じ。センターフライでタッチアップの好判断。小笠原が二塁へ進塁。このあと今岡のヒットで生還。NPBが同点に追い付きました。

3回表、無死一、二塁からイチローが打席に。イチローはイチローらしい三塁線へのバントヒット。ファウルラインをぎりぎり切れない絶妙のバント。無死満塁からアロマーが併殺打の間にMLBが1点を勝ち越し。

上原は5回まで2失点。好投と言ってよいでしょう。対するコロンはこちらも6回1失点の好投。このシリーズには珍しい投手戦です。

6回裏、NPBのマウンドは川上。1死一、三塁からヒンスキーが浅いセンターフライ。松井秀喜がバックホームするかと思ったが、ボールを握り変えてしまい間に合わず。クロスプレーのタイミングだっただけに残念。MLBが1点勝ち越し。

7回表、MLBのマウンドは凱旋登板の大家。前回大阪ドームでの先発登板はボロボロだったようですが、今日はどうでしょう。先頭の今岡がヒットで種類。谷繁との対決が見られるかと思ったが、代打岩村が起用されてしまった。原監督、わかってないな。岩村は三振。松井稼頭央、清水隆行が連続ヒットで1死満塁。中村は大きいセンターフライ。犠飛となってNPBが1点差に詰め寄る。打席に松井秀喜を迎えたところで大家からロメロにスイッチ。大家はこの試合の意味(松井秀喜に気持ちよく打ってもらう)を理解して走者を溜めたのに。わかってないな、ハウ監督。松井秀喜が四球で歩くも、カブレラが凡退してこの回は1点止まり。

8回表、今日当たっている先頭の小笠原が四球で出塁。代打谷の犠打で二塁に進むと、小笠原の代走に石井琢を起用。しかし、今岡、清水将が凡退して何ごとも起こらず。

8回裏、NPBのマウンドは井川。いきなり、先頭のチャベスに右中間に本塁打を浴びる。デレク=リーをライトフライに抑えるなど、被弾のあとは好投でした。

9回表、1番打者から始まるこの回の興味は、4番の松井秀喜まで打席がまわるかどうか、だったらしい。先頭の松井稼頭央がボテボテのセカンド前へのゴロ。これが内野安打となって、とりあえず条件をクリア。清水隆行はセカンドゴロ。危うく併殺打になるところでした。中村の当たりはセンターへの大きい当たり。スタンドに飛び込むと思ったのだが、ボールが重いのか最後に失速。センターのハンターがフェンスにぶつかりながらこの大飛球を好捕。スーパープレイでした。注目の松井秀喜、日本国内最後の打席は、セカンドゴロで凡退でした。

この試合のMVPは4安打のイチロー、敢闘賞は3打数2安打に好走塁もあった小笠原。シリーズMVPは好プレーを連発したハンターでした。

今年はマスターズリーグに数試合行くかもしれませんが、もしかしたらこの試合が最後かも。

主審セダーストロム、一塁津川、二塁ヤング、三塁西本。

今日の買い物。ハンバーガー、まるまるポテト、ビール、ウーロン茶。


プロ野球観戦記2002 YOKOHAMA BayStars & Baseball KATO's Page

当ページの著作権はKATO(kato@star.email.ne.jp)に帰属します。当ページの文章、画像の無断転載を禁止します。当ページへのリンクはご自由にしてくださって構いません。mailにより連絡をいただければ幸いです。