プロ野球観戦記(その他7)

日米野球第6戦(2002年11月16日 東京ドーム)



MLB = 230 220 012 = 12
NPB = 110 300 200 = 7

勝利投手=バティスタ
敗戦投手=岩隈
本塁打=松井稼頭央、松井稼頭央、B.ウィリアムズ

▲ ピュアなベイスターズファンは石井琢朗を応援します


第6戦にして、やっと東京ドームへ行くことができました。一塁側の一階B指定席で観戦。

1回表、NPBの先発は岩隈。走者を2人おいて4番ボンズを迎える。強いファーストゴロを小笠原が好捕。2アウトに持ち込む。しかし続くジアンビーがキレイにレフト前にヒット。MLBが2点を先制。

その裏、MLBの先発バティスタから、NPB先頭の松井稼頭央がライトスタンド最前列へライナーで飛び込むソロ本塁打。1点を返す。

2回表、MLBは3本のヒットで無死満塁のチャンス。打席はイチロー。スタンドでは無数のフラッシュが光り、何か異様な雰囲気。スタンドからグラウンドを写すのにフラッシュは意味無いのですけど。イチローは何とセカンドゴロ併殺打。MLBが1点を追加。さらにバーニー=ウィリアムズ、ボンズの連続タイムリーヒットで2点を追加。ボンズの打席、ものすごい打球がライト側ファウルゾーンのスタンドに飛び込む。球場全体が騒然とするなか、二塁走者のアロマーが抜け目無く三塁を陥れる。こにへんはさすがです。

2回裏、伏兵清水将(今季開幕は二軍スタート)がレフト前タイムリーヒットで1点返す。このシリーズ、清水将の打率が異様に高いのが気になります。

4回表、岩隈はもうヘロヘロに見えるが、まだ続投。ノルマがあるのか? 2死からボンズのライトフェンス直撃二塁打、ジアンビーのヒットでMLBがチャンスを迎える。チャペスが2点タイムリーでMLB差を広げる。

4回裏、またしてもチャンスで清水将の打席。あやうく併殺打になりそうな当たりだったが、一塁送球が悪送球となって一人生還。あれ? 清水に打点がつくの? 何か清水将が不気味にラッキー。続く松井稼頭央が今度は右打席で本塁打。

5回表、止まらないMLBの攻撃。代わった石井弘寿から、イチロー、B.ウィリアムズのタイムリーヒットでさらに2点追加。

7回裏、2死満塁から福留がレフト線へタイムリーヒット。NPBが2点差に詰め寄る。さらに2死一、二塁から今岡の当たりは三塁線へ。三塁手が捕ってそのまま微妙なタイミングでベースタッチ。塁審ヤングさんはアウトの判定。三塁コーチボックスの伊原コーチ(L監督)が激しく抗議。ありゃいかんね。

2点差に詰め寄ったのも束の間、8回表、代わった森からウイリアムズがライトスタンドへソロ本塁打。

8回裏途中から、MLBは抑えにガニエを投入。いかにも重そうなボール。

9回表、NPBのマウンドは小山田。あっという間にピンチを作り、バント処理を自らの悪送球で1失点。さらに犠飛で1失点。点差は5と広がり、試合がほぼ決定。

9回裏は、ガニエから岩村が右中間二塁打を放つのが精一杯。

約4時間の長い試合でした。MVPは完璧に近いリリーフのガニエ。敢闘賞は左右両打席本塁打の松井稼頭央。

主審本田、一塁セダーストロム、二塁川口、三塁ヤング。

今日の買い物。ビール、ハンバーガー、ウーロン茶。


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